昨日のLet'sNote W2について。

 まず、今回の発表で T もばに子化、R もばに子化してますね。T1 は非常に欲しくて買った人に対して非常にうらやましがってたりしてた機種です。
 で、今回の W2 なんですが、松下が久しぶりに俺の大好きな光学メディアドライブつき2スピンドルサブノートのカテゴリに新製品を出してくれたので激しく興奮しております。
 Let'sNote と言うと世間的には「1スピンドルトラックボール・軽量コンパクト」のイメージが強いと思いますが、CF-A44 から始まる「2スピンドルタッチパッド・軽量コンパクト」というカテゴリも地味ながら根強い人気のあるシリーズです。A44 の後A77(俺の現役メインマシン)・M1 シリーズと続きます(L1 は A4 ジャストサイズで 2kg 以下という性質のため、M1 系とは別系統になると思います)。
 そしてメディアドライブに CD-R/RW ドライブを採用した CF-M2 という機種が登場しますが、これについては厳しい評価がつけられています。液晶品質が悪く、また重量と厚みがかなり増えてしまったためです。また各部の細かな作りで、A44/A77/M1 ユーザにがっかりさせるようなものでした。さらに、同時期にリリースされた1スピンドルトラックボールモデルの B5 シリーズが B5ER において高い評価を得ていたことも影響していたと思われます(実際、店頭価格は 16 万を切っているところもありました)。
 その後 L2 がリリースされますが、販売時期が短かく、またチップセットに 440MX *1を採用していたこともあり、ブレイクはしませんでした。
 そして2002年秋、松下の復活機になった T1 および R1 2002 年度秋モデルが発表されます。最大のネックになっていたチップセットも 830 シリーズを採用することで解決。標準バッテリで長時間駆動を実現。そして 1kg 前後の超軽量。この時涙したれっつらーは少なくないでしょう。
 で、ようやく CF-W2 の登場。光学メディアドライブを採用しつつ 1.3kg を切るという快挙を成し遂げた松下に、A77 以来 M1 系ファンをやってる俺が興奮しないはずがないです。しかも Centrino完ッ璧ィ!!!
 
 ……問題は、俺がこれを購入できるかどうかなんですけどね……。初めての冬のボーナスってあんまり出ないだろうしなぁ……。
 

*1:440BX の廉価版チップセットAGPを持たず、また最大接続メモリ容量は 256MB。ただし多くの 440MX 採用機がデフォルトで 64MB 搭載していたため、実質的に搭載できるメモリは 192MB (64 + 増設 128MB)にとどまる。L2 および A2、R1 の 2002 年度春・夏モデル も最大 192MB。ただし Win2K / Xp をインストールし設定を書き換えると 64 + 256MB 構成で 256MB まで認識することが可能という未確認情報がある。