CAMEDIA C-740UZ


 まず OLYMPUS 高倍率ズームシリーズの最新型から。

 スマートメディアが廃止された分高さがが小さくなったんですが、カタログスペック以上に小さくなった印象があります。デザイン的には C-730UZ よりも明るいシルバーになって、ぱっと見の印象がかわいくなりました。最近の OLYMPUS 機は光に当てるとキラキラ光るようなデザインになってますが、C-730UZ に比べ鏡筒部分のキラキラ度が増えました。結構小さくなって、ちょっとかわいくなって、おにゃのこが持っても大丈夫かも。
 起動速度は依然として変わらずだいたい5秒程度。液晶モニタのフレームレートがあがったため、カメラを激しく振ってもちゃんと画像が追従してくれます。今まで OLYMPUS のデジカメに共通の野暮ったいビープ音もちょっとあか抜けた音になった感じ。FUJIFILM ほどかっこ良くはありありませんが。
 不満な点も。液晶ファインダと液晶モニタが排他利用になった点。つまりどちらか一方を使っている時はもう一方は使えないという Panasonic LUMIX FZ1 と同じ仕様になったと言うこと(C-730UZ は液晶モニタのOn/Off切り替えで、液晶ファインダは常時On)。省電力のための策とは思いますが、多少不便。あと細かいことを言えばリモコンが使えないこと。C-750UZでは使えるんですが妙なところで差別化してるなぁと。
 望遠のテスト。

 ワイド端ではあんなにちいちゃい Nikon D1X が、

 テレ端ではこんなに近くに。この感触を知るとマジでこの手のカメラ欲しくなります。
 ちなみに EXIF 見ていただければわかりますが、感度が ISO 200 までゲインアップしています。そのおかげでこの焦点距離でも手ぶれしてませんが、ノイズは多くなってます(元データはこちら。681KB)。試しに ISO 100 に固定して撮ってみましたが手ぶれしまくり。