Caplio G4 Wide 発表。

　RICOH の新作デジカメが発表。なんつっても低価格な 300 万画素機なのに 28 〜 85mm という広角レンズを搭載しているのが特徴。よくやった！ 感動した！ マジこれだけでも買い！ ていうか俺が欲しい！ でも金がない(´・ω・`) ラブユー貧乏。
　ワイド端の焦点距離が 35mm 換算で 38mm なカメラを使っていると、ズームよりも広い画角が欲しくなってきます。200mm 超のちゃんとした望遠レンズならともかく、110mm 程度の 3 倍ズームというのは使えそうで使えない。どうせズームしたらレンズ暗くなって手ぶれするわけですし。それならいっそメイいっぱい広い画角で撮りたいというケースがいろいろ出てきます。
　たとえば記念撮影。端っこの人が入らないけどこれ以上下がれない、って時。それから風景。あの山とその川を撮りつつ空もいっしょに撮りたいゼーって時。あと建物とか。コスプレおにゃのこを前景にビックサイトの全容も一緒に入れてダイナミックさを強調するゼーっとか。いやしないか普通。とにかく広角レンズを使うと、空間の遠近感をダイナミックに表現できるのが良いと言えます。
　なお広角レンズはコンパクトカメラでは通常焦点距離 28mm より下のレンズの事を言います。一眼の世界では 18mm や 14mm と言ったレンズも(ハイエンドのパソコンが複数台買えちゃう値段ですが)用意されちゃってたりします。それくらい広角レンズは需要があるわけです。
　デジカメのレンズは構造上広角レンズを作りにくくできてまして、28mm の焦点距離を実現しているのは昨日の CyberShot F828 や Nikon COOLPIX 5400 および 5000、MiNOLTA DiMAGE A1 と現行機種の 7i(7 / 7Hi)、あと Kodak DC4800ZOOM くらいなものです。しかもこれらの製品はすべて各メーカのハイエンド機。フツーの人が買うデジカメではなかったりします。
　んで今回のこの G4Wide ですが、真面目な話この値段で広角レンズを載せてくるのはすっげぇうれしいです。もうこのレンズだけで買いっ！ RICOH だからって多少ボディが安っぽくても買いっ！ 背面液晶がショボくても買いっ！ 肝心の画質がアレでソレでナニでも買いっ！
　……だから金があればなんだけど……。