Xacti DSC-S1 発表。

 SANYO のデジカメというと古くはマルチーズシリーズの時代から最強の動画撮影機能とクイックレスポンスを身上とし、素直な発色で出力する良デジカメを多く輩出してきました。*1例えば DSC-MZ3 は 1/1.8 型 200 万画素プログレッシブ CCD を搭載し、マイクロドライブに対応。640x480@30fps の良質な動画撮影機能と 15 枚/秒という驚異的な連写機能を備え、おまけに P/A/S/M 露出まで搭載すると言う 200 万画素機屈指の名機として知られています。ていうか俺が欲しいんですけどもコレ。
 ただデジカメ黎明期と違って多くのデジカメメーカーが割拠する現在のデジカメ市場では知名度が低く、今年初春にインナーズーム機 Xacti J-1 でイメージアップを図ります。SMAP の草薙くんを CM に起用して一般層に訴え、そこそこの知名度を確保したようです。
 今回の S1 はいわゆる 300 万画素普及機。SANYO デジカメに必須の動画機能は弱体化しましたが、クイックレスポンスは残っているようです。1/2.7 型 CCD なので多少画質的には厳しいかもしれませんが、使っていて気持ちのいい機種であろうと予想されます。

*1:ちなみに「デジカメ」という言葉は SANYO の登録商標だったりします。