10倍ズームと大型液晶が魅力の320万画素機「Allegretto M700」

 運動会・文化祭シーズンが近くなってきたのにあわせ、高倍率ズームの各社対決も激化してきたようです。んで、今回は TOSHIBA の 10 倍ズーム機レビュー。WPC ARENA なので等倍サンプルつき。レビューの内容はどちらかというと高倍率ズーム初心者に向けてのものっぽいです。他社機種との比較をした文章はほぼナシ。
 個人的に気になったのはテレ側での AF 精度。速度は並なんですが、どうもピントが合いにくい気がします。あと手持ち撮影でテレ側を使うときは EVF での運用になると思いますが、他社のものに比べ画素数が少ない為荒く、ピントがあったのかどうか確認しにくいと感じました。三脚立てて背面液晶を見ての運用ということなら他機種の追従をゆるしてませんが。なんつっても 2.5 形はデカい。
 メニュー構造はわかりやすくいいんですが、背景はプレビューのままのほうがよかったです。無駄に「TOSHIBA」とでっかく書かれた背景があってもうれしくないし。被写体を追いかけながらメニューをいじり、いざという時にレリーズ半押しで撮影、ってのがいいなぁと。ていうか OLYMPUS 信者のたわ言ですが。ただメニュー操作時のレスポンスなんかはキビキビしてて好印象でした。
 ただまぁパッケージングは非常にいいので、とりあえずプレーンな高倍率ズーム機としてならいい選択じゃないでしょうか。画質はちょっと難ありですが。