Caplio G4wide 触ってきました。

 以前より大注目だった焦点距離 28mm (35mm 換算)の広角レンズを載せた低価格デジカメ Caplio G4wide が発売されたので触ってきました。
 
 左が焦点距離 28mm の Caplio G4wide、右が 35mm の Caplio G4 (スタンダード版)。立ち位置はほぼ同じですが、wide の方は半歩ほど前に出て撮影しています。また wide のほうはホワイトバランスが青に転んじゃってますが、画角の参考にはなると思います(サムネイルだとわかりにくいかもしれないのでクリック拡大で比較してみてください)。
 広角レンズがあればこれくらいダイナミックに撮れるわけですが、いかがでしょうか。少なくとも焦点距離が短い方が風景や記念撮影に適していることがわかると思います。
 ただ店頭で触ってみた限りでは、やはりまだインターフェースに難があります。RICOH のデジカメはあまり使いやすいとは言えなかったんですが、今回もそうです。最初はボタン点数が増えて即時性が高まったように思えたのですがそうでもない。液晶モニタは相変わらず見にくくフレームレートも低い。ちょっとカメラを振ると映像がついてこない。このあたりは以前からの課題として Caplio RR30 の頃から言われていましたが、いっこうに改善されていません。
 とは言えやはり 28mm の焦点距離の魅力はそれらを補って余りありまくり。お値段も実売 34,800 円と焦点距離を考えると破格ですし、画質も G3 の頃からすると結構良くなっています。やはりこれは「買い」のカメラと言えるでしょう。