Cyber-shot T1 発表。

 というわけでオフィシャル発表にあわせて記事更新。

  • 新開発の 1/2.4 型 510 万画素 Super HAD CCD を搭載。カラーフィルタは RGB 原色。RGBE の 4 色フィルタではない模様。
  • 焦点距離 38-114mm(35mm 換算)・開放絞り F3.5-4.4 の Carl Zeiss Vario-Tessar 銘プリズム屈折型インナーズームレンズ。ていうか暗っ。これで光学ファインダ無しってどういうつもりだ SONY
  • 背面液晶は 2.5 型 21 万画素。屋内と屋外とで透過型と反射型を切り替えるハイブリッド TFT 液晶。
  • マクロはワイド端 8cm / テレ端 25cm。拡大鏡モード、つまるところスーパーマクロで 1cm。ただしワイド端固定。
  • 映像処理エンジン「リアル・イメージング・プロセッサー」を搭載。SONY も石に名前を付けたみたいです。
  • その恩恵でかなりの高速レスポンスを達成。起動 1.3 秒、レリーズタイムラグ 0.009 秒、一気押しシャッタータイムラグ 0.24 秒、撮影間隔 1.0 秒。
  • 6 つのシーンモード、VGA@30fps の音声付 MPEG 動画機能などを搭載。
  • インナーズームを採用したことにより最薄部 17.3mm の薄型ボディを実現。レンズカバー式とボタン式スイッチの両方で電源が入れられます。
  • メディアはメモリースティック DUO。
  • フォトスタンドになる USB クレードル添付。EXILIM みたいですな。パク(RKixTL
  • 水中ハウジングも用意。

 そんなこんなで発表 SONY のインナーズーム機ですが、新型の極小画素 CCD、暗いレンズなのに光学ファインダが無い事など、かなり不安要素の多い機種となりました。大画面背面液晶や高速レスポンスなど、最近のトレンドをうまく取り込んでいるだけに惜しい。
 ただ、背面を見るとわかるのですが、全てを右手だけで操作できるように出来ています。ボタンの操作系は P シリーズを踏襲していますが、全て液晶右側に配置。撮影モードの切り替えスイッチも右側にあります。これは EXILIMDiMAGE X などと同じカテゴリに入る為に必要な仕様ですから当然ですが、スナップショット機として理想的な仕様といえるでしょう。