プロカメラマン山田久美夫の カシオ「EXILIM ZOOM EX-Z4」実写画像(PC Watch)

 山Qこと山田久美夫氏のテスト画像。一応参考までに、OLYMPUS E-1 のベータ機でのテスト画像と同じ被写体もあります。
 こうして見ると、ノイズ量・ディティール・ラチチュード*1などで厳しい事は否定できません。ただ、例えば画素ピッチが少し大きい 1/2.7 型 300 万画素 CCD*2搭載機の写真(例えば SANYO Xacti C1)と比べると、あくまで比較論を前提にしてではありますが「だいぶマシ」といえるレベルにあると思います。
 画素ピッチの低下は確かに画質の低下を引き起こしますが、画素ピッチの大きさが画質の良さに必ずしも比例しない、という事です。やっぱりアレですわ、結局店頭とかでメモリ持って行って実際に撮ってみない事にはデジカメってわかんないっス。

 

*1:明暗の表現力の幅の事。これが弱いとコントラストの高い(明暗差の大きい)シチュエーションではハイライト部が簡単に白飛びするか、影の部分が黒潰れする。ただシチュエーションと撮影意図によっては露出補正でなんとかすることができる。EX-Z4 にはそれを判断する為のリアルタイムヒストグラムが用意されている。

*2:1/2.5 型 400 万画素 CCD は約 2.5μm、1/2.7 型 300 万画素 CCD は約 2.6μm。