フルモデルチェンジしたB5ノートの実力機――LaVie J LJ700/7E(ZDNet)

 B5 ファイルサイズモバイルノートとして最後まで PentiumIII-M を搭載していた LaVie J がリニューアルし、Pentium M 1GHz 化。それに伴い内部構造が一新され、ビデオチップATI Mobility RADEON 7500 (VRAM 32MB) を搭載、HDD も 80GB、無線 LAN は交換可能な Mini-PCI で供給される IEEE802.11a/b/g のトリプルバンド対応、引き続き本体電源供給タイプのコンボドライブ同梱、というなかなか強力な仕様で再登場しました。ちなみに重さは 1.38kg。
 個人的に NEC のノートはキーボードまわりが絶望的にダメだったのでパスだったんですが、今回の新 LaVie J はそこにメスが入れられたようで、非常に素直な配列になっています。カーソルキー周りに不安が残る程度で、今までの NEC からすると雲泥の差。
 また IEEE1394 x1、USB2.0 x3、PCMCIA カードスロット x1 の他に CF スロット x1、外部ディスプレイ端子とインターフェース周りも充実。正真正銘、メインで使える PC に化けたようです。
 デジカメ日記的には NEC のノートによく標準添付してくる 4in1 メモリーカードアダプタに注目。スマートメディア、SD、MMC、メモリースティック (Pro 含む)に対応したアダプタ。ただし xD-Picture Card には対応していません。残念。
 そんなわけで、パッケージング的には Let'sNote W2 に十分対抗できるオールインワンモバイルノートが登場しました。軽さを求めるなら W2、パッケージングの良さを求めるなら LaVie J でしょうか。