京セラ Finecam S3R 発表。

 超速い連写性能と超スゲぇ暗部ノイズ除去機能などデジカメを最強に強まらせてくれる RTUNE を使用した Finecam S5R の 300 万画素版。なんとこのご時世に 1/1.8 型 337 万画素 CCD を搭載しています。1/2.5 型 300 万画素 CCD を同サイズの 400 万画素 CCD に載せ替えることは多いですが、逆に画素数が減っちゃうのは珍しい話。しかしこの画素ピッチがコレまでの RTUNE 搭載型 Finecam に足りないモノだったので、画質に期待が持てそうです。
 F2.8-4.8 / 35mm 換算時焦点距離 35-105mm の 3 倍ズームレンズ、約 3 コマ / 秒で SD メモリーカード一杯まで記録できる高速連写、ズーム全域で 12cm まで寄れる比較的強力なマクロ機能、640×480@30fps の動画機能など、CCD が 300 万画素になった以外の仕様は S5R とほぼ同じ。予想実売は 39,800 円と 300 万画素機としては標準的な値段と言えましょう。
 最近京セラが RTUNE を得てかなりがんばってますな。密かに Finecam S 系の電源投入時の動き(レンズが前後に動き、フラッシュが自動でポップアップする)が好きなので個人的にも嬉しいです。