今日発売のデジカメひとことレビュー。

SONY Cyber-shot T1
 ネガティブな事ばっかり書いてたので良いところから。とりあえずボディの質感とレンズカバーを開閉するときの感触は非常に良いと思いました。あと確かに薄いです。こんだけ薄くしたからレンズも暗くなっちゃったんだろーなー的な*1。無理して薄くして逆に不便が出るというのは VAIO X505 に通じるところが。あとやっぱり三脚穴はありませんでした。でけェ液晶モニタも存在感はあるんですが、今ひとつ視認性が悪い気が。解像度は高いんだけど、プレビューされる映像の品質が今ひとつ。細かい事言うと、メニューの文字にジャギが目立って萎え。画質や使い勝手よりも高級感を優先させたモデルなんだから、もうちょっと考えて欲しかったところ*2
Panasonic LUMIX FX5 / FX1
 3倍ズーム機初の手ぶれ補正機能つきデジカメ。見た目の印象としてはやけに液晶モニタ部分が出っ張ってるような。手ぶれ補正つきの光学系をあのボディに詰め込むのは難しかったのかも。基本的な使い勝手などは前代の LUMIX F1 とほとんど同じ。追加されたもので面白いのは FOCUS ボタンで、AF ロックができます。置きピンに有効。画質は FX5 / FX1 のどちらも光量不足時にノイズが浮くようですが、ヴィーナスエンジンの恩恵でよく解像しています。
OLYMPUS CAMEDIA C-755UltraZoom エボニーブラック
 遠くで見ると「うおっ! カコイイ!!」と思わず飛びついちゃうんですが、飛びついた瞬間「あ、でもやっぱ安っぽいかも」と思ってやや萎え。本体が黒いと、どうしても一眼レフとかハイエンドコンパクトとかの高級汁あふれんばかりの高級感を期待してしまうんですヨ。値段を考えればそんなワケねぇんですが。でも鏡筒部分もちゃんと手抜きせず黒く仕上げてるしカコイイですよ。

 

*1:レンズの F 値は [ F 値 = 焦点距離 / レンズ口径 ] の数式で求められます。T1 は屈折光学系なので、レンズ口径は本体の厚みよりも小さくなってしまい、F 値が大きくなってしまう=レンズが暗い、ということになると思われます。

*2:デジカメのメニューで最も演出がウマいのは FinePix ですな。フォントが丸ゴシック系で親しみやすく、ポップアップやフェードアウトなどの効果もついていて見た目に面白い。しかも項目の表示がわかりやすくとっつきやすい。F4xx 系が売れている理由にはこのメニューもあると思ってます。