AIWA AZ-C7 発表。(PCWatch)

 SONY に吸収された AIWA はブランド名として残ったわけですが、pavit (パビ)という USB ストレージを軸に、本格的な統一ブランド商品戦略を立ててきたようです。今回は 5 種類のシリコンオーディオとデジカメが発表されました。

  • 35mm 換算焦点距離 42mm / F2.8 の単焦点レンズ。
  • 211 万画素 CCD を採用。サイズは公表されていないが焦点距離から 1/2.7 型と推測される。
  • マクロは 10cm まで。
  • ISO 感度はオートのみ。数値は不明。露出補正はナシ。
  • シーンモードに 逆光 / 夜景 / ムーディーショット を用意。
  • 内蔵フラッシュを装備。赤目軽減モードを備える。到達距離は不明。
  • 1.5 型 TFT ポリシリコン液晶を装備。
  • メディアは pavit。32MB が添付。
  • 電源はリチウムイオン充電池

 仕様を見ればわかりますが、基本的にはおもちゃデジカメの延長線上にある機種です。どちらかと言えば Cyber-shot U シリーズに近い仕様。
 面白いのはストレージに pavit という USB2.0 に対応した USB ストレージを使用していること。これを使用することで PC 上での取り込みが楽に行える模様。またこれに連動する写真日記作成ソフト「PhotoDiary」が付属しており、写真を日付ごとに整理したりスタンプで分類したりすることができるようです。
 またシーンモードに「ムーディーショット」というのが用意されています。これは一度に 4 枚露出ブラケット撮影し、それらを合成することで暗所撮影時に雰囲気を損なわないノーフラッシュ撮影ができるというもの。なんでもフラッシュを焚かないと気が済まない人に使って欲しい機能ですね。