Let'snote Y2C 発表。(PC Watch)

 キタ━━━ヽ( ゜∀゜)人(゜∀゜ )メ( ゜∀゜)人(゜∀゜ )メ( ゜∀゜)人(゜∀゜ )ノ━━━!!!!
 久しぶりに PC の新製品で落ち着きがなくなっている妖介ですこんばんわ。
 さて、Let'snote LIGHT 三部作完結後、次に旧九州松下が挑戦したのは史上最軽量の DTR(Desk Top Replacement)でした。14.1 型で 1400 × 1050 ドットの SXGA+ という大型液晶を備えながら 7.5 時間という W2 と同じ駆動時間を達成、その上コンボドライブ込みで 1499g という狙いすぎな数値の重量を実現しています。ちくしょこのやろ松下よくもやりやがったなニヤニヤ(゜∀゜)
 ちなみに他のモバイルマシンと Let'snote LIGHT を比較する際よく言われるのが「厚み」。俺の持ってる T2 で前部 26mm / 後部 39mm という厚さで、今回の Y2 も 前部 33mm / 後部 44mm と一般的に言われているモバイルノートからは想像できないほど厚みがあります。これは松下がかつて薄型化競争から手を引き、「モバイルマシンにとって運用面で重要なのは軽さとフットプリント(設置面積)である」という結論に基づいているからです。これは喫茶店や電車内など主なモバイルシーンでは、個人が所有できる空間を「面」で考えた場合、かなり狭いことに由来しています*1
 もちろん可搬性という点では薄さを突き詰めたノートのほうが優れています。ただ個人的な見解ではありますが、カバンに入れて持ち歩く分にはそれほど問題ありません。というのも、この最厚部はスタンド代わりになるバッテリが出っ張っている為で、そこに至るまでは最薄部とほぼ同じ厚さがフラットに続いているためです。バッテリの出っ張りは確かに見た目には不恰好なんですが、これはバッテリの体積が増える事による容量増加と、キーボードに傾斜がつけられる事でタイピングがしやすくなることのトレードオフと考えれば納得しやすいと思います。まぁこれも開発者の思想と自分の好みが合えば、の話なんですがねコレも……。
 Let'snote LIGHT シリーズに共通の特徴にファンレスがあります。今回それまで採用しつづけていた超低電圧版(ULV) Pentium M ではなく、低電圧版(LV) Pentium M を採用しました。当然発熱も高くなっているわけで、SONY VAIO X505 で採用されているグラファイトを使用したヒートシンクを使用し、ちゃんとファンレスを実現しています。ちょっと複雑ですが個人的に。
 あとは無線 LAN が IEEE802.11g になったことや、大型筐体になったお陰でキーボードが非常に素直な配列になってくれたこと、相変わらず 30cm の落下実験を行ってる事などいくつかの利点が挙げられます。
 いやいやホントこれ W2 をそのまま大きくしてその差が 300g 程度って時点で充分スゲェっスよ感激っスよ大変っスよマジ。しかも他社の 2 スピンドルタイプの Centrino ノートより液晶がデカくて 700g 近く軽いってのもグッジョブって感じです。恐らくこの「厚さ」がカタログスペック上の最大の鬼門になるのでしょうが、それさえクリアすれば Let'snote LIGHT シリーズは充分にオススメです。しかも今回はスピーカーがステレオだしな!!
 【追記】ぎゃー!

 

*1:「厚さ」は外部ディスプレイ端子などのインターフェースの充実や 2.5 インチタイプ HDD の搭載などの利点にも繋がります。まぁ意地悪な見方をすれば「厚いからできて当たり前」なんですが。