PowerShot S1 IS 発表。

　Canon が満を持して、マジで満を持しまくって高倍率ズームカテゴリリリース。

• 35mm 換算時 38-380mm / F2.8-3.1 の 10 倍ズームレンズ。IS つき。つまり手ぶれ補正付き。しかも USM。
• 1/2.7 型 334 万画素 CCD 搭載。有効 320 万画素。
• バヨネット式コンバージョンレンズ対応。
• フォーカス方式は TTL CCD コントラスト検出のみ。えー。
• マクロモードはレンズ前 10cm の相変わらずの仕様の模様。えー。
• 各種 AE とマニュアル露出、1 種のカスタムモード、6 種のシーンモード。
• シャッタースピードは 15〜1/2000s。
• 絞りは F8.0 まで。
• ISO 感度は 50〜400。
• 連写は 1.7 枚 / 秒で 24 枚まで。バッファ多いなおい。
• 最大 640×480＠30fps のメモリいっぱいまでの音声動画撮影機能。Pro1 よりスゲくない？
• 内蔵フラッシュは ISO100 時ワイド端で 4.2m、テレ端で 3.8m まで。高倍率ズームタイプとしてはやや非力か。同調は 1/250 秒。
• EVF は 11.4 万画素。
• バリアングル液晶も 1.5 型で 11.4 万画素。
• ストレージは CF TypeII。Pro1 と同じく FAT32 に対応。
• 電源は Canon にしちゃめずらしく単 3 電池仕様。

　2001 年に OLYMPUS が市場を築いて 2002 年に Panasonic と一騎打ちした高倍率ズームカテゴリ。2003 年いろんなメーカーを巻き込んで勃発した高倍率ズームデジカメ夏の陣は記憶にあたらしいところですが、とうとう Canon が自慢の IS レンズを搭載して再参戦*1です。すでに OLYMPUS も C-760UltraZoom をすでに発表済みで、また KONICAMINOLTA が DiMAGE Z2 を出すことが判明しており、今年も高倍率ズームデジカメのバトルロイヤルは続きそうです。

【追記】国内発表キタ。

*1:実質的に PowerShot Pro90IS の後継機種である事から。