Pine Tree Computing 製デジカメコントロールソフト「Camera Controller」
↓のファームウェアに関して調べていたところ発見したのがコレ。おそらく今更感漂う情報ではないかと思われますが、とりあえず俺は聞いたことがないのでご紹介。ちなみに英語版のみの提供です。
これは OLYMPUS 製デジタルカメラ、とりわけ各種 AE が使用できるミッドレンジ以上の機種で使用できるコントロールソフトです。USB もしくは RS-232C で接続された OLYMPUS 製デジタルカメラを PC から操作できるようになるソフトですね。ちなみにシェアウェアで、レジスト料は 24.99 ドルになります。レジストしなくても使えますが、金を払うと動画の撮影が可能になるようです。
動作保証の取れている機種はこのリストに載っているものですが、おおよそ USB マスストレージに対応している機種であれば大丈夫のようです。具体的には隠しコマンドであるカメラ制御モードに対応しているかどうか。手順は、
こんな感じです。
またこのソフトをインストールしたあとはレジストリをいじる必要があります。手動でいじる方法もありますが、標準的なインストール先であるC:\Program Files\PTC Camera Controllerに「olyreg.exe」という簡易レジストリ設定ユーティリティがあるのでこれを使うのがいいでしょう。なお、ここに入れる文字列は Exif データにあるモデル名のようです。俺はとりあえず C-730UltraZoom で試したので、「C-730UZ」という文字列になります。
またファームウェアのバージョンによっても使えないことがあるようです。C-5050Zoom の場合は初期出荷分のファームウェアバージョンが「v558-77」であることがあるようで、動作対応の取れている「v558-78」より下回るので動かない可能性があります。こちらに非公式なファームウェアが置いてありますが、ご使用の際は自己責任でお願いします。「ここ見てファームウェアアップデートして途中でおかしくなった」って言われても責任負えないのでご了承の程を。
また 2004 年春発売の OLYMPUS 機は液晶ボタン周りの仕様が変更されている*2為、もしかしたら使えないかも。
さて、カメラ制御にして USB ケーブルを差し込んだら「Camera Controller」を起動します。
ただこのソフト、とりあえず起動できればあとはなんてこたない遠隔操作ソフトなので、簡単な英語が読めればとりあえず使えると思います。
機能としてはプレビュー、液晶のオン・オフ、ワンショット撮影、インターバル撮影、カメラ内データのダウンロードなど。なお、撮影したファイルはデフォルトではマイピクチャフォルダに格納されます。
ただまぁ、インターバル撮影くらいにしか使いそうにないですね。リモコン代わりに使うにはちょっと設定できる項目が少ないし。まぁ純正ソフトではないのでこんなもんでしょうか。