快速ジェットAFとコストパフォーマンスの高さが魅力 コニカミノルタ DiMAGE Z2(PCWatch)
高倍率ズームデジカメ夏の陣で最後に登場*1し、爆速レスポンスや反射式 60fps の EVF などウマーどころをいろいろかっさらっていった感が高い……んだけどボディデザインのせいでいろいろ損をしていた DiMAGE Z1 の後継機種、DiMAGE Z2 のレビュー。Z1 との比較サンプルつき。デジタルガジェット系のサイトは当時こぞって Z1 を無視してましたがみんな見る目無いのぅ。
ご周知の通り Z1 は OLYMPUS CAMEDIA C-730UltraZoom の、Z2 は C-74x/75x/760/770UltraZoom のレンズ部の OEM 供給を受けていると言われており、レンズスペックやら外観やらでほぼ確定的と言えるのですが、それはともかく高倍率ズーム機としては頭一つ飛び出たレスポンスと解像感の高い画質を特徴としています。よく手ぶれ補正がついていないだけでこのカメラを候補から外す人が多いようですが*2、そうするにはあまりにもったいないスペックの持ち主です。ていうか日中昼間に手ぶれなんかするヤツぁ根性が足りん! オージービーフ持ち*3してる輩は腕立て 100 回! 腕力を鍛えたら EVF 使っておでこ固定! しっかりグリップして脇を締めてホールディング! 口でクソたれる前にサーと(以下 256 行削除)。
それはともかく、起動・終了・撮影間隔・そしてオートフォーカスの速さの気持ちよさは一度体験すると離れられなくなります。すんげぇ気持ちいい。ただ合焦速度は速くても合焦精度は若干悪いらしいので、動く物を撮るときはシーンセレクターでスポーツを選ぶか、コンティニュアス AF +連写の動体追跡モード(命名:俺)に切り替えてビシバシ連写するといいと思われます。
画質は異常分散レンズを採用した例のレンズを使用しているので、Z1 および C-730 で顕著だったパープルフリンジがかなり減っていると思われます。解像感は 1/2.5 型 400 万画素 CCD である事を考えると十分に健闘。ただ発色に関しては Z1 のほうが個人的には好みですが……。
Z2 の弱点はその一般受けしにくいボディくらいじゃないかなーと思っています。「手ぶれ補正付きじゃないとイヤ! 手ぶれするからイヤ!」と意固地にならず、ナゼこういうデジカメが手ぶれ補正無しでリリースされているのかを考えてみて下さい。そして店頭で手に取り、S1 IS や FZ10 などと比べてみて下さい。そして買ったら今日から貴様も我が海兵隊の一員だ! なんだそのホールディングは! じじぃのファッ(以下 1024 行削除)。