AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A061) 発表。(PC Watch)

 TAMRONの高倍率ズームレンズがデジタル一眼レフ対応になってリニューアル。

  • 焦点距離 28-300mm。35mm 換算時焦点距離Nikon DX / PENTAX *ist D で 42-450mm、Canon EOS D30/D60/10D/Kiss DIGITAL で 44.8-480mm、Canon 1D/1D MarkII で 36.4-390mm。なおイメージサークルは 35mm フィルムのままの為、EOS 1DsKodak の DCS/Pro シリーズにも装着可能。
  • 開放 F 値は F3.5-6.3。最小絞りは F22。絞り羽 9 枚。
  • 画角は75°〜 8°。
  • レンズ構成は 13 群 15 枚。XR(Extra Refractive Index・高屈折率)ガラス 1 枚、複合非球面レンズ 3 枚(うち 1 枚は AD(異常部分分散)-Hybrid-Aspherica lレンズ)、LD(特殊低分散)レンズ 2 枚を採用。またコーティングの変更によりデジタル対応を果たした。
  • フィルタ径 62mm。
  • 最短撮影距離は全域 49cm。最大撮影倍率 1:2.9(300mm時)。
  • 重量 420g。
  • 花形フード付属。
  • 発売日は CanonNikon・MINOLTA 用が 8/21。PENTAX 用は未定。
  • 価格は 69,300 円。


 このレンズ、よく EOS 10D などの展示機につけられていた TAMRON AF28-300mm Ultra Zoom XR F/3.5-6.3 LD Aspherical [IF] MACRO(Model A06) のデジタル対応版なんですね。光学系の見直しとコーティングの変更はされていますが基本的なスペックは同一の模様。ちなみにもとの A06 が SP でないのと同様、A061 も SP ではないようです。
 デジタル対応ですが、以前の SP AF90mm F/2.8 Di MACRO と同様にイメージサークルAPS-C サイズではなく35mmフィルムを前提としています。そのためデジタル一眼レフに装着するには広角側が足りていませんが、標準レンズと併用するとちょうどいいのではないでしょうか。