今日から始めるデジカメ撮影術 第2回 水着と人との関係(ITmedia)
そういえばこれ忘れてた。西川たんの EOS 1DMarkII での 800 万画素水着ポートレート と合わせてどうぞ。
おにゃのこを撮る時の基本はいくつかあると思うのですが、とりあえず書き出しますと、
こんな感じですかのう。
【追記】>輪王さん
- C-8080だとピントが合い難い
- ↓でも述べますが「ド逆光」はどんなカメラでもピントが合いづらいです。AF 方式が CCD コントラスト検出にしろ位相差検出にしろ、ピントの手がかりは被写体のコントラストなので。
- 黄金比のこと?
- そうですね。画面縦分割 1/3 に納めたり、逆に被写体が 2/3 を占めたりするような感じで。もちろん絶対ではなく、コス写真のようにモデル以外の要素は特に必要ないカテゴリではこの鉄則は当てはまらない事もあります。*2
- 口径食回避に使わない?
- ?? 口径食というとワイド端での周辺光量低下およびボケ味に関する現象だと認識してますが……。もしかして C-8080WideZoom のレンズってビグネッティングが目立ちやすいのですか?
- ド逆光での日中シンクロも敵だ
- これは「ノーフラッシュ撮影のススメ」でも説明したのと同じ理屈です。ド逆光というのは、ピーカン下で完全に太陽を背にした時、モデルの顔とその周辺に極端な光量差が出る事を言ってます。こういう場合は日中シンクロを使うのがセオリーですが、モデルの顔がのっぺりしてしまいます*3。またド逆光ではモデルの顔のコントラストが低くなるため、CCD 検出での AF は難しくなります。もちろん位相差検出でも難しいのですが*4。
なのでド逆光およびド順光(後述)は避けて、モデルの斜め方向に光源が来るように立ち位置をきめるのがいいでしょう。もちろん状況によってモデルへの立ち位置要求が難しいときがあると思いますが……。 - 非力なので片手持ち出来ない。
- なんだそのなまっちろい腕は! ジジイのファッk(お約束)。それはともかく、状況が許せるのであれば大きいレフ板をモデルの足下に置くのがベストでしょう。逆に言えばスナップと違ってポートレートでは片手撮りはフレーミングの問題からもやめておいた方がいいでしょうし。また室内ではレフ板の効果はあまりありませんしね。
で、↑で忘れていたのがコレ。
- ピーカン不許可。
- 「ピーカン」は日中昼間で太陽が照りつける条件の事。ド逆光時では被写体とその周辺の光量差が極端になります。ド順光*5ではモデルの顔がのっぺりして立体感が無くなるか、逆に前髪や目や鼻の下といったところに極端な影が発生してムダに立体感が高くなります*6。斜めでもすぐに影が出来てしまい、モデルの立ち位置やフレーミングに大きく制限がかかってしまうわけです。その為、ポートレートは多少曇っていた方がやりやすいわけです。ピーカンの時はできれば日陰にモデルを誘導したほうがいいでしょうね。
もちろん上で述べた事は全て「理想論」です。状況によっては諦めたり、日中シンクロをガシガシ使って枚数を稼いだりするほうが有益だったりするので臨機応変に。
【参考URL】http://www.geocities.co.jp/MotorCity-Rally/3600/R-explain.html