Xacti C4 発表。(PC Watch)
「なんじゃこりゃぁああああ！」でおなじみのグリップスタイルムービーデジカメがアップグレード。今回は電子手ぶれ補正つき。
□ SANYO Xacti DMX-C4. □
- 1/2.7 型 423 万画素 CCD。有効 400 万画素。
- 35mm 換算時焦点距離 38-220mm / F3.5-3.7 の 5.8 倍ズームレンズ。C1 から継承。NDフィルタ搭載。
- 電子式手ぶれ補正を搭載。まず 400 万画素分の情報から 4 画素をひとつにまとめた 100 万画素分の動画情報*1を取得。その後上下左右 10% の外周情報を補正領域として確保し、残りを映像部とする。手ぶれ時に周辺部 10% に対して移動することで電子手ぶれ補正となるとの事。はるか昔 Panasonic ブレンビーに搭載された電子手ぶれ補正とは違い、画質の劣化を伴わない。ただし、この仕組みから手ぶれ補正有効時は画角が狭くなる。
- 最大 640×480＠30fps の音声動画撮影機能を搭載。コーデックは MPEG4 の為、プリセットされたビットレートによって画質・記録可能時間が変化する。
- AF は TTL-CCD コントラスト検出。測距点 5 点。
- 通常時最短ワーキングディスタンスはワイド端 10cm / テレ端 80cm。スーパーマクロ時最短ワーキングディスタンスはワイド端 2cm / テレ端 60cm。三洋がようやく本気を出した模様。
- 静止画時 ISO 感度は 50 〜 400。動画時は 200 〜 800。
- ホワイトバランスはオート＋プリセット4種。
- 1.8 型半透過ポリシリコンＴＦＴカラー液晶「サファイアビジョン」。13 万画素。大型化した。
- マイクが性能アップ。風切り音低減機能も搭載。
- 内臓フラッシュ到達距離 1.6m。プリ発光調光に対応。
- 電源はリチウムイオン充電池。
- 記録メディアは SD/MMC。なおおまけメモリは添付しない。賢明。
- PCインターフェースは USB2.0。PictBridge に対応。
- ボディ寸法は 69×108×34mm（最大寸法）。電池・メモリ込みの重さは 178g。
- カラーバリエーションはファンタジーゴールド / ロマンスブルー / アクティブレッド。
- 9/10発売。実売 59,800 円。
なんじゃこりゃデジカメも 2 代目に突入して電子手ぶれ補正を搭載したわけですが、上に書いたように昔の電子手ぶれ補正とは違って画質劣化が無いわけです。すばらスィー。そしてこれも高画素化の恩恵という事でしょうかねぇ。ただ 4 画素を混合しないと ISO200 を実現できないというのもアレと言えばアレですが。
画質は画像処理エンジンが変わったらしくノイズレベルは格段に落ちています。あと三洋・東芝よくみられるディティール損失率も改善されており、ぱっと見の画質としては良くなっています。
もうちょっと電池のもちがよくなればいい*2と思いますが、動画をよく撮影する人には非常にイカすガジェットと言えましょう。
【参考】SANYO Xacti DMX-C1 ブラック(AA)
