大幅に小型化した手ぶれ補正付きコンパクト「DMC-FX7」(デジタルARENA)

　「デジカメ体脂肪率ゼロ」というなんだかよくわからないキャッチのついた手ぶれ補正つきスタイリッシュコンパクトデジカメ LUMIX FX7 のレビュー。等倍サンプル付き。
　て・い・う・か！ こないだようやく店頭で見る事ができたんですがいいですねコレ！ 小さいし！ 手ぶれ補正あるし！ 液晶デカいし！ スッゲェ！ ……といくぶん冷静さを失って提灯記事みたいな駄文を書き連ねそうになるほどデキがいい。ただしこれは FX7 の下位機種にあたる FX2 に限っての話で、個人的には FX7 より FX2 の液晶のほうが断然気に入りました。「実際に使っていて問題に感じられることはなかった」という記述がレビュー内にありますが、やはり FX2 と FX7 を見比べてみると視認性がかなり違います。FX7 の液晶はカタログスペックの為の液晶サイズなんだなーと。FX2 には無い魅力としてカラバリがありますが、FX2 のシルバーでも十分質感が高いので俺的にはオッケー。つかかなり欲しいよ FX2。
　新型手ぶれ補正に関してはサンプリング数が上がったためか、半押し後のフレーミング調整時に「引っ張られる感」が無くなりました。以前の LUMIX シリーズだと、手ぶれ補正有効時に AF ロックしてフレーミング調整をしようとすると、半テンポほど遅れて画面が付いてくるような感じでした。フレーミング調整の為の意図的な移動も補正しようとするんですな。FX7/2 を触った限りではそういう事は発生しませんでした。
　画質に関してはチューニングがほぼ同じなので FX7 も FX2 も大差ないという印象。解像感は高いですし、ノイズに関しても良好。ただやっぱり色が……。家電メーカーの発色はどうしても浅くなりがちですが、FX シリーズは特にそれが顕著なような気がします。

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