【新製品レビュー】リコー Caplio R1(デジカメWatch)

 デジカメWatchの記念すべき最初のレビューは、広角ズームレンズを搭載し 25mm の薄型化を達成した Caplio R1。レビュアーは安孫子卓郎氏。
 店頭で触った R1 があまりにもデキが良かった*1ので物欲スイッチを封印する意味でそれ以降情報を追いかけていなかったのですが、今回のレビューでかなり物欲が濃くなりました。買うかどうかはともかくですが。
 決め手になりそうなのが、ISO400 までのノイズレベルが予想以上に低いこと。暗部は確かに乗っていますが、ゲインアップノイズの消し方が今までより格段に上手くなっており、常用に足る画質になっている感じです。これはもっとサンプルを参照して確かめてみたいですね。
 あと空。諧調が良い感じに出ており、塗り絵臭さが少ないです。極小画素のデジカメでこの空の諧調が出てるのは珍しいような。
 問題があるのはテレ端での AF 性能とかなりオーバーめに出る露出のようです。テレ側での AF 性能は G4Wide からも言われてたのでしょうがないっつーか Caplio ユーザ的にはマクロモードにしてパッシブセンサ無効化とかMF使うとかわりと常識的に使われてきたので今更感はあります。露出は意外ですねー。G4Wide はややアンダーめに出る露出傾向にあったので。露出傾向がオーバーめということは手ぶれしやすいというのもうなずけるような。

 

*1:ボディカラーブラックが発売されていて、ボタンのクリック感さえ良ければ即座に気絶していた可能性も。