各デジカメ関連メーカー in フォトキナ。(デジカメWatch)

//dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2004/09/30/174.html" target="_blank">Nikonデジタル一眼レフで40%のシェア獲得をめざす」 / 展示状況: EOS 1Ds MarkII に画素数や画素ピッチで負けているところにマミヤ参入で早くも窮地に立たされているかのように見える D2X を擁する Nikon 陣営ですが、40% シェア獲得という意欲的な目標を設定してきました。やはり数のはける普及機 D70 があまりにも出来がよく安いということが大きな自信に繋がってるんでしょうねー。ただ D100 に相当する中堅機が今のところ不在で、今のところここは D70 がカバーしていますが、やはり D200 に出てきてもらいたいところ。800 万画素機に関しては KONICAMINOLTA も A2 の廉価機である A200 を投入してきていますが、8700/8400 が持つ強烈な個性がゆえにバトることはなさそうです。
//dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2004/09/30/178.html" target="_blank">PENTAX 展示状況:この冬商戦で E-300 と直接対決しそうな *ist Ds を擁する PENTAX。smc PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited、いわゆるパンケーキレンズ*1の可動展示があったようです。パンケーキレンズって絞り制御もピント操作も必要ない AE/AF 機での運用でこそピッタリなんじゃないかと思うんですよー。*2特に *ist Ds のような小さいデジタル一眼レフだと。あとこないだ発売された Optio X 触ってきましたけど、やっぱりあの操作系はかなり特殊です。どこ握って撮ったらいいのかわかりゃしねぇ。でも物欲は増しました。
//dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2004/09/30/176.html" target="_blank">KONICAMINOLTA 展示状況:EOS 20D に勝たせて頂いたムード満点の α-7 DIGITAL ですが、例によって Anti-Shake の展示デモがあったようです。2/3 型 CCD の時も店頭などでやってましたが、あのデカい APS-C サイズの CCD がぐりんぐりん動くところは見てみたいなー。DiMAGE A200 はあんまり……これなら A1 を探すなぁ。
//dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2004/09/29/161.html" target="_blank">SIGMA「シグマがデジタル対応レンズで先行した理由」:最後発だからこそ時代の境目である APS-C イメージサークルの波に乗って成功した、ということらしいですね。確かに SIGMA って OM 用の互換レンズでは聞かないような*3。55-200mm は欲しいレンズの一つなので頑張ってほしいですね。あと SD シリーズの後継機種の話も出ていますが、次回も Foveon X3 だそうで。
//dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2004/09/30/173.html" target="_blank">Kodak「絶対プリント主義」:できれば小島氏が OLYMPUS から移籍した理由が知りたかったですが、Kodak に移ってからの方針が語られています。基本的にデジカメが最終的に出力するのはデジタルデータではなくプリントであるということ。確かに OLYMPUS 時代でも手軽なプリントができるように昇華型プリンタを大型・小型に分けてリリースしていましたが、Kodak ではそれを大々的にやるみたいです。具体的にはKodak EasyShare のプリントを司るであるプリンタードッグシステムを開放してオープン規格にする「イメージリンク」PictBridge の立場が無くなるシステムです。しかし俺的には少々懐疑的。というのもプリンタードッグのランニングコストが約 47 円と少々お高くついていること。インクジェットプリンタの L 判ランニングコストがだいたい 30 円代前半なのでこれはハッキリ「高い」と言えます。もちろんインクジェットプリンタよりも遙かに高画質な昇華型プリンタであることを考えても、たとえば同じ昇華型である OLYMPUS P-10ランニングコストが 35 円程度*4という事実があり、かつ本体価格もあんまり変わらない事を考えると高いと言わざるを得ない。もちろん上の 47 円というランニングコスト40 枚入りのインク・用紙キット から算出した額なので、この先 Kodak が 100 枚入りで安いキットを出してきたらランニングコストは下がると思われますが。何にせよこれだけデジカメと携帯電話が普及して紙ベースでの出力ニーズが下がってきている今、プリント文化の生き残りを目指すためにはもう一工夫いるのではないかと思われます。それにランニングコスト 47 円であれば、画質を問わない限りファミマで 40 円 / 枚のランニングコストを達成しているわけですしねぇ……。

 

*1:レンズの全長が非常に短くパンケーキのような薄さのレンズのこと。MF一眼レフの時代にスナップレンズとして流行した。代表的なものとしては smc PENTAX M40mm F2.8 がある。なおこのサイト的に併記しておくと OLYMPUS にも ZUIKO AUTO-S 40mm/f2 があるが、OM システムの絞り構造上 PENTAX ほど薄くは作れなかったようだ。

*2:もちろん美しさでは大仰なグリップの無い MF 一眼レフに付けたときのほうが良いのですが。

*3:TAMRON がアダプターマウントを出していることもあるのだが。

*4:100 枚入りペーパーセット P-L100 から算出。