各カメラメーカーの業績or業績予想報告。

//dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2004/10/29/356.html" target="_blank">OLYMPUS:中間期・通期連結業績予想を下方修正。:オリンパスのデジカメ部門は現在収益が下がってきているとの話。2004年度になってから発売されたデジカメというと X-3、X-350、AZ-1 あたりがありますがどれもパッとしないものばかりなのでまぁ当然っちゃ当然ですな。μ-mini DIGITAL と E-300 が年末商戦でどれだけ健闘できるかが勝負。ここで負けるとズルズルいきそうなので頑張って頂きたい。
//dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2004/10/29/357.html" target="_blank">FUJIFILM:2004年中間期は減収増益。:こちらはデジカメ関連は好調だけど銀塩関連の落ち込みがあるという話。フジのフィルムで 2005 年度に出たものというとフォルティアがありますが、これは数量限定生産ですしねー。
//dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2004/10/28/345.html" target="_blank">Canon:2004年第3四半期は過去最高益:Canonはやはり好調の模様。ただしデジカメの国内需要は伸び悩んでいるとのこと。

 ここ1〜2年ほどのデジカメブームはバージンユーザと買い換えユーザへの需要に対する供給が成立していたから発生していたのであって、現状は明らかに供給過多です。俺みたいにデジカメ3台も4台も買う物欲野郎はともかく、普通はデジカメなんて一家に一台ですし、画質や光学ズーム、機能などを考慮しなければ携帯電話が急速に台頭してきているので現在の状況は当たり前というか。
 なんかこのあたりの状況をして「デジカメ神話の崩壊」とかぬかしてる輩が多いですが、俺は単に今までが異常だったんだと考えます。だってどう考えても一時期のFUJIFILMのラインアップとかおかしかったもん*1PanasonicLUMIX LC33/43 系統をやめたり、SONY が P シリーズを整理したり、京セラが Finecam シリーズを廃止したり、三洋が独自路線を貫いたり、RICOH が広角に特化したりしているのが正解。CASIO がやや迷走し始めているのでちょっと心配。
 何せよこれからは淘汰のフェーズですね。メーカーの淘汰ではなく、メーカー内の淘汰。

 

*1:今でも CCD の違いだけで FinePix F710 と F810 というわかりにくいラインアップがあるし。