オリンパス、関係者向け技術展で超音波モーターレンズなど参考出展(デジカメWatch)

 Eシステムの弱点の一つに、キヤノンニコンミノルタ、シグマと言ったメジャーメーカーが当然のように投入している超音波モーターレンズが無い事が挙げられます。E-300体感フェアで開発の方が仰っていた「20年のブランク」を感じさせる事実です。レンズはよく映ってナンボですが、超音波モーターやインナーズームと言った運用性も重視されるべき点でしょう。
 せっかく ZUIKO DIGITAL は全てのレンズがパワーフォーカスで、AF駆動時にピントリングが回らないという運用面での利点があり、E-1 や E-300 はシャッター音が小さく静粛性が高いわけですから、超音波モーターの採用はユーザーにとって待ち望んでいたものの一つ。
 それがとうとう実用段階まで来たというのですから俺的にはビッグニュースです。もちろんこれが実際の製品に搭載され、しかも俺でも手の届く値段まで下りてくるにはあと数年かかるでしょうが、非常に非常に嬉しい。
 その他技術的な展示などもあったようですが、とりあえずツッコミを入れたいのは、

これまで一般向けイベントでもSSWFの展示はあったものの、実際と同じ動作を示すデモは今回が初めてという。

 えーっと、これは……コレのこと?(500KB・AVI形式・E-300体感フェア時のデモ機より)
 あとμ関連で単体で水深 3m まで潜れる耐水デジカメや、無線LAN搭載デジカメの参考出展もあったようですが、全部AZ-1ベースってところがなんか……。