機能

 一通りの事はできます。*ist DSEOS KISS DIGITALのようにコンティニュアスAF(C-AF)がシーンモードでないと使えないってことは無い。機能的には十分です。ただ一部を除いたシーンモード*1では露出補正ができないというAZ-1と同様の仕様というのは勘弁して頂きたかった。まぁそれほど使用頻度が高いものでもなさそうですが。
 ただE-300は入門機という位置づけの割にかなりマニアックな機能を積んでいます。そのマニアックな機能が非常に魅力的で、俺的に露出補正2ステップ仕様と相殺されている感じ。
 一つはカスタムホワイトバランス設定。通常オートおよびプリセットでは3000〜7500Kで設定されますが、色温度を直接指定してセットするカスタムホワイトバランスでは2000〜10000Kで設定可能。これでかなり極端な絵作りが可能となります。色温度を極端に高くして殺風景な部屋をさらに青くしてみたり、極端に低くして夕焼けを死ぬほど夕焼けにしてみたり、と言ったお遊び&作品作りが可能。
 もう一つはすんげぇ気に入ってる機能で、「AEL測光モード」というもの。これはAELボタンを押した時のみ測光モードが強制的に変わるもので、メニューであらかじめ設定しておきます。たとえば普段デジタルESPや中央重点で撮っている時に、ふとした場面でスポット測光+AELが使いたい時が出てきます*2。そういう時、あらかじめ「AEL測光モード」でスポット測光を設定しておけば、測光モードをいちいち切り替えなくても[AEL]を押すだけでスポット測光に切り替わり、かつAEロックがかかってくれるのです。これは使用頻度こそ低いもののめちゃくちゃ便利な機能。*3
 またこの他にも[OK]ボタンのカスタマイズ機能などいろいろマニアックで使える機能がありますが、ここでは割愛。
 

*1:具体的にはポートレート、風景、マクロ、スポーツ、夜景の時以外のシーンモード。

*2:俺は出てくるんですよ! しかもわりと頻繁に!

*3:DiMAGE A1には搭載されている模様。やはり俺が知らなかっただけみたい。