輪王さん的コス撮影法。(RinRin王国 050506)
コス撮影を始めて半年の俺の場合。
- OLYMPUS E-1（シャープネス+1のほかはデフォルト）
- OLYMPUS E-300 + HLD-3（シャープネス-2、彩度-1、コントラスト-2）
- ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
- エレクトリニックフラッシュ FL-36 + オムニバウンス*1。調光補正+0.7〜1.0。
- オフフラッシュケーブル＋ケンコー製ブラケット
- 直径60cm丸レフ（イベントによっては禁止されている）
- SanDisk UltraII CF 512MB / A-DATA x40 CF 512MB×2 → VAIO typeU 50で現地バックアップ
基本はF5.6の絞り優先orマニュアル露出。これは14-54mmのテレ端で、コサイン誤差が最も目立ちにくい被写界深度が得られる＆描写が最もシャープになるから。ISO400、ホワイトバランスはワンタッチor5300K。レンズは14-54mmのみ。E-300でも。手になじんでいることと、あとはミエ（ｗ
- 屋内（暗め*2）
- F5.6・1/30s・ISO400・5300Kのマニュアル露出。フラッシュは直射になるが必須。
- 屋内（天井低*3）
- F5.6・ISO400・AWBの絞り優先。フラッシュはバウンス。
- 屋内（明るめ）
- F4.0・1/30s・ISO400・5300Kのマニュアル露出。絞りを1段あけてAF後MFでコサイン誤差修正。*4
- 屋外
- F5.6・ISO100〜200。絞り優先＋スポット測光で自分の手のひらを測光してシャッタースピードを決定し、マニュアル露出で固定。レフ入り。
公開時は基本的に撮りっぱのノーレタッチ。ここはコスプレサイトではなくあくまでデジカメサイトなので。ただし露出やホワイトバランスが極端に失敗したときは撮らせてもらった人に失礼にならないようOLYMPUS Viewer or Photoshop Elements 3.0のRAW現像にてリカバリ。
縮小は主にJtrimかIrfanView。この二つ以外のソフトで保存するとほぼ間違いなくOLYMPUS Exifの35mm換算時焦点距離情報が壊れる。
【補足】
しゃすたんの林檎日記秋葉風 萌え電波ソース添え（￣〜￣）.さんで指摘されているように、確かに室内の明るさなんざ上記の３段階にきっちり分かれるわけありません。同じ会場内でも撮影場所によって明るさ・光源方向・人の多さその他状況でコロコロ変わってくるので。
上で数値を出したのはあくまで俺がこの半年試行錯誤してきたことのまとめ、つまり単なるガイドラインです。コロコロ変わる光の状況は基本的にフラッシュでねじふせ*5、背景との輝度差を少しでもカバーするためにシャッタースピードを遅め、MFでのピント微調整なんざやってるヒマは無いので絞ってカバー。要するに全部コスプレ会場という劣悪な撮影環境における次善の策なんです。この数値で撮れなんて誰も言ってませんし、俺だってこんな数値で撮りたくはない。
まぁ明記してないのはアレですが、コスプレ会場で撮ってるカメコさんなら上記が単なるガイドラインでしかないことはすぐにわかるようなものだと思いますよ。
あ、もちろん俺が写真へたくそなのを前提にしてねorz
【補足２】
本文中にも注釈を加えました。まぁその場その場で光の状態が変わるなんてことは、コスプレ会場以前に露出決定の常識なので書かなかっただけですが（露出の基本知識がある上でそれを意識していない人はいないと思うし）。
