カメラ付き携帯、2年以内にローエンドデジカメ市場を奪取(ITmedia)
現状でもシャープがその気になれば600万画素のCCDを載せたカメラモジュール自体は作れるはずなのですが。未だに「画素数=画質」の概念でしか考えられないんでしょうか。市場はすでに高画素化よりも手ぶれ補正や高感度耐性の方向にいっているというのに。何を調査してるんでしょうねこの会社。
ローエンドデジカメにあって携帯電話に無いものとしては、
- 良質なレンズ
- 光学ズーム*1
- 起動・終了、AF、撮影間隔、保存などの各種スピード
- PictBridge*2
など。携帯電話のカメラは機能的に結局携帯電話の付加機能でしかなく、未だ専用機に迫る水準には至っていません。これは最近文月たんが公開したFOMA 901isシリーズの比較データからもわかります。要するに携帯電話の画質は、いくら画素数が高くなってもドがつくクソ画質であるということです。というわけで俺も貼っておこう。えいっ。
少なくとも今の携帯電話は松下製以外画質的に見るべき部分はありません。少なくともレンズと発色をまともにしなければローエンドデジカメを画質の点で駆逐することは無理。ただし客をだますためのカタログスペックで駆逐することは可能。*3