Cyber-shot R1 国外発表。(デジカメWatch)

 APS-Cサイズ1030万画素CMOSセンサーと、24-120mm / F2.8-4.8なカールツァイスレンズを搭載したハイエンドデジカメ。その大きさはもはやコンパクトデジカメとは言えず、かつてのE-10/20などのレンズ固定式デジタル一眼レフとほぼ同じカテゴリに属すると思われます。
 特筆すべきはレンズ固定式として初めての大型撮像素子と、またまがりなりにもツァイスのT*看板を背負ったレンズを採用することで、非常に高品質な画像が得られること。こちらPowerShot Pro1・Cyber-shot R1・E-300の横並び画像比較がありますが、すばらしい解像力を確認することができます*1
 大型撮像素子採用、ということで期待できるのが高感度ISO時のノイズ。R1ではISO3200まで設定できるわけですが、上述の比較ページにある各ISO値の比較画像を見る限り、残念ながら同じくISO3200に設定できるE-1と同レベルのノイズ量になっています*2。このあたりはCanonデジタル一眼レフシリーズに一日の長があると言った感じですが、まぁ日常でISO3200まで設定する機会はそうそうないので緊急用としてなら十分アリかと。
 まぁなににせよ、SONYがこの撮像素子を開発したことで、SONYがこれから出すであろうデジタル一眼レフや、NikonPENTAX・KONICAMINOLTAといったSONY製撮像素子採用メーカーの今後の動向がうかがえます。来年あたり低価格デジタル一眼レフが一気に1,000万画素を突破するかも。

 

*1:E-300の使用レンズが気になりますが。14-45mmなら少々納得がいかない。。。

*2:ただし縮小を前提とするなら画素数の多いR1のほうが有利。