世界最軽量デジタル一眼レフ E-500。(はまり道経由)
【追記】7:25現在リンク先ページが無くなっています。むぅ。とりあず9月末には何らかの情報が出るはずなので「それまで待ておまいら」とオリンパスデンマークの中の人が言ってると思われ。
参考リンク→Four Thirds Infomation、デジカメジン、Camera-info.com、photoscala.com
本体のみ重量435g。
「最も小さい撮像素子を使用しているわりにボディがデカい」と言われ続けて早2年。
名称 | 横幅 | 高さ | 奥行 | 重量 |
---|---|---|---|---|
EOS KISS DIGITAL N | 126.5mm | 94.2mm | 64mm | 485g |
*ist DL | 125.0mm | 92.5mm | 67mm | 470g |
E-500 | 129.5mm | 94.5mm | 66mm | 435g |
2005年の世界最軽量デジタル一眼レフの名はオリンパスの手に。
- 4/3型800万画素フルフレームトランスファーCCD
- フォーサーズマウント
- SSWFによるダストリダクション
- チップセットにTruePic TURBO
- ISO感度100〜400。拡張モードで800〜1600も。
- シャッタースピードは1/4000〜60s。バルブあり。
- P/A/S/Mの各露出モードに加え、21種類のシーンモード搭載。
- メニューガイド機能あり。
- AF測距点は横並び3点。スーパーインポーズあり。
- GN13相当の内蔵ポップアップフラッシュ。
- ダハミラー式アイレベルペンタプリズムファインダ。スクリーン固定式。
- ファインダ視野率95%、倍率×0.9、アイポイント10mm。
- コンパクトフラッシュとxD-Picture Cardのデュアルスロット。
- 2.5fpsの連写機能。バッファはRAW/TIFFで4枚まで。JPEGは解像度・圧縮率によって上限が変化。
- 2.5型21.5万画素ハイパークリスタル液晶。E-300と同様スーパーコンパネ。
- USB2.0
- CR-123を使用するバッテリパックを用意(SEキットに同梱)
- エンジニアリングプラスティック製ボディ。
これらの解説は「E-500」の発表を心待ちにしていた妖介さんにバトンタッチしておきます。(^-^)/
おうともよ!!!!! こちとら睡眠時間極限まで削って更新してやらぁああ!!!!
……というわけでずーっと言いたくて言いたくてしょうがなかった*1ボディが出ました。オリンパスのフォーサーズ規格デジタル一眼レフ第3弾、オーソドックスなペンタタイプデザイン、*ist DLを35g抑えて世界最軽量のタイトルを勝ち取った E-500 です。
基本性能はE-300を踏襲しつつ、ファインダをダハミラーにして軽量化。また2.5型21.5万画素と大型・高精細な背面液晶を搭載しています。ちなみにE-300でもあった「500万画素・圧縮率1/8・高速CFで無限連写」は正式な機能として採り上げられたようです。あとなにげにCFとxD-Picture Cardとのダブルスロットになってます。つかこの大きさでCFを採用しつつxDとのダブルスロットですよみなさん。なお、「500万画素・圧縮率1/8・高速CF」の条件で発動する無限連写モード*2は健在のようです。あと細かいことですが再生時の拡大倍率が14倍まで可能になってますな。
デザイン的にはE-1のL型に戻った感じですね。14-45mmとの対比を見るといかにボディが小さいかがわかる感じ。グリップはE-300とほぼ同じ大きさですが、例の突起はなさそうでひとまず安心。ただまぁ、FL-36との2灯はさすがにできないようです。
ただE-300から弱体化した部分もあります。それはファインダ。視野率は95%と健闘していますが、倍率が0.9倍にスペックダウン。アイポイントも20mm→10mmと弱体化。また基本スペックがE-300から変わりがないということはウィークポイントも継承されており、AF測距点は相変わらず3点、ISO感度はデフォルトでは400が上限といったあたりはそのまんまです。
また新レンズとして210gとかなり軽量な準標準ズーム・ZUIKO DIGITAL 17-45mm F3.5-5.6、待望のつけっぱなし10倍ズームレンズであるZUIKO DIGITAL ED 18-180mm F3.5-6.3、ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macroがリリースされています。マクロレンズは待望の単焦点ですが、拡大率は1/2倍相当(35mm換算時)とやや寂しげな感じ。で、50mmマクロが達成していなかった換算前の等倍マクロを実現しています(35mm換算時で2倍)。他の2本については14mmからスタートしていればよかったのですがー。コンパクトさと画質を優先するとこうなっちゃったということでしょうか。
なお、当初予定されていたE-1後継機は来年。こちらもそれなりに期待できるボディです。
【追記】Camera-info.comに詳細が掲載。
これによると、どうもE-500の評価測光方式は従来の「中央・周辺評価」のESP測光ではなく、49分割のマルチパターン測光になっているようです(スペック表には堂々と「Digital ESP」とあるけど)。そして気になる「high light and shadow basis metering」という文字列。これってOMシリーズにあったハイライト&シャドウコントロールに近い露出決定機構なのかもしれない(ただしマルチスポットができるかは不明)。
なににせよ「どんな状況でも撮ってポン」ができないタコAEにメスが入れられるということかも。これは楽しみだ。