PowerShot A620/A610 国内発表(デジカメWatch)

 8/23に国外発表されていたPowerShot Aシリーズのマニュアルオペレーションタイプが国内発表。A620は700万画素で実売¥39,800、A610は500万画素で実売¥34,800
 A20に関しては安易に評判の悪い1/1.8型800万画素CCDを使用せず*1、逆に評価の高い1/1.8型700万画素CCDを搭載しています。またA610はほとんど絶滅に近い1/1.8型500万画素CCDを採用。画質にこだわる向きにはS80よりも注目の製品でしょう。
 今回は1/1.8型CCDやバリアングル液晶し、単3×4の電源、35-140mm相当の4倍ズームレンズといったように、「プチG」と呼ばれるこのシリーズでも集大成としての意味合いが強い仕様となっています。DIGIC II化による高速化と最大2.4fps(A610)での無限連写も手に入れており、装着時245mm相当になるテレコンとあわせて運動会シーズンにも活躍してくれそうです。
 お値段もそこそこに抑えられているため、「安くてある程度なんでもできるデジカメが欲しい」という方にはうってつけの機種と言えましょう。俺的に今秋で一番のCanonデジカメ。

 

*1:GR DIGITALに対する不満は実はここが一番大きい。別に1/1.8型を使用するのは問題ないが、700万画素CCDを使わなかったのはなぜかと。こっちのほうが描写がいいし、ゲインアップノイズも比較的良質な出方なのに。ただ、今まで出た1/1.8型800万画素CCDはシャープ製だが、今回GR Dに搭載されたCCDは別メーカー製らしい。スペックを確認してみないとわからないが、ソニー製ならまだ救いがある。実際に画質も悪くない。