サンディスクとソニー、「メモリースティック マイクロ」(M2)を開発(デジカメWatch)

 従来のメモリースティックの半分のサイズを実現したメモリースティックDUOの、さらに1/4のサイズ、つまりフルサイズのメモリースティックからすると1/8の体積になるメモリースティックマイクロが登場。
 おそらくセルあたりの容量が多くなったため、「小さくできるものはしなくてもいいものまで小さくしないと気が済まない」SONY的に小さくしたくなったんだと思います。ええ、ユーザーの迷惑とか一切考えず。
 ここで、これまでのメモリースティック規格を整理してみると、

 これだけの規格が乱発されているわけですが、たった2つしか種類のないxD-Picture Cardがあれだけ叩かれている理由がよくわかりません。*3先にメモリースティック叩いてSONYをSDに移行させろよ>デジカメジンコメント欄とかに棲息している人たち
 さて気を取り直して。今回発表された新型メモリースティックですが、基本的にはPROやPRO DUOの再シュリンク版で、最大容量32GB、転送速度160Mbpsと性能もそのまま。ちなみにメモリースティックPRO用アダプタは発表されていますが、メモリースティックPRO DUO用アダプタは発表されていません。
 いまのところ具体的な製品ロードマップなどは発表されておらず、10/3からライセンス販売を開始してサードパーティが対応機器を開発できるようにするみたいです。

 

*1:現行品。現在市場に出ているメモリースティックマジックゲートに対応している。

*2:アドレス管理の問題で128MBまでしか扱えない旧型メモリースティックに128MBのメモリを2つのせ、スイッチで切り替えることで無理矢理256MB/枚の容量を実現した、というメモリースティック黒歴史に燦然と輝く最高のキワモノ。スイッチがメモリースティック自体についているため、デジカメなどで128MB以上使用する際はいちいち取り出して切り替え作業をしなければならなかった。

*3:まぁ転送速度に関しては現行xDは非常に遅いわけだが、それにしたって叩きすぎ。ゲートキーパー関係者も一緒になってやってるんじゃないのかなぁ。