Cyber-shot T9 発表。(デジカメWatch)

 2003年暮れに発売されて大ヒットとなり、デジカメ業界をいろんな意味で脱力した方向に導いたCyber-shot T1から2年。ようやくTシリーズに手ぶれ対策がなされました。11月18日発売、実売46,800円スタート。
 屈曲光学系における手ぶれ補正機構というとコニルタのDiMAGE X1がありますが、光学系の仕様が違い、また手ぶれ補正機構も補正用レンズを使用した割とポピュラーなタイプのようなので、コニルタが提供したわけではないようです*1。またISO感度も640までとそこそこゲインアップ可能。新開発のノイズリダクションで高感度時のノイズを低減しているとしています。ただし現在準備中のサンプルページには高感度時の写真はありません。
 俺としてはSONYはTシリーズを出した責任を非常に遅まきながら取ったという認識ですが、まぁTシリーズなのでほっといても売れるでしょう。

 

*1:DiMAGE X1はレンズユニット全体が動いて補正している。ちなみにDiMAGE X1は現在ある方からお借りして試用させていただいているのだが、手ぶれ補正が働く際、ユニットが動く明確な手ごたえがある。