画像グルメをう・な・ら・せ・ろ。





 各レンズをつけたときの様子。

  • ZUIKO DIGITAL 17.5-45mm F3.5-5.6

  • ZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6

  • ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5


 ごめん、さすがに今回は時間が無いので、まとまった詳細レビューむり。Eシリーズ開発プロダクトマネージャー寺田様へのインタビュー心斎橋でのハンズオンあたりを参照してください。
 というわけで雑感。わかったことがあったら随時追加していきます。

  • ボディの仕上げはE-300などと違い、つや消し加工のみ。プラ度満点。
  • モードダイヤルはかなり硬くなっており、E-300のように安易に回ることが無くなった。
  • 17.5-45mmは非常に小さくて軽い。14-45mmよりズームリングやフォーカスリングのトルクが重い。ただしフォーカスリングの追従性は14-45mmと同じ。またフードは添付しない。フード取り付け用のバヨネット部もないところを見ると、別売りもされないようだ。全長は17.5mmのときが最も長くなり、35mm付近で最も短くなる。また14-45mmよりも10cm近く寄れる。総じて「お散歩専用レンズ」。過度な期待は禁物。ちなみにZUIKO DIGITAL初のプラマウント。
  • E-1/E-300ではAF-S/MFやAF-C/MF時、シャッター半押し時のみMFが有効となったが、E-500ではいつでもMF可能。つまり半押しする必要がなくなった。

<12/09追記>

  • 17.5-45mm、なんとなく逆光耐性が高い気が。太陽を入れて撮った場合、ゴーストは薄く出る(写真右下)んだけどフレアはあんまりない。寄れるし14-54mmとMTF特性似てるしで銘玉の予感。

  • AEBはやっぱりメニューの奥深く。現状、操作系でこれだけが唯一の不満。スーパーコンパネから入れるようにしていただけるとありがたい(露出幅は露出補正ボタン押しながらで決定とか)。あと、E-1と同じくAEBを設定したあと連写モードにしないといけない。
  • ハイパークリスタル液晶は屋外での視認性もよくいい感じ。色味もE-300のように赤に転んでないっぽい。
  • 再生時の操作性は今ひとつ理解に時間がかかりそうだが、なにはともあれ選択削除が復活したのはめでたい。
  • 測光はほんとうにお利口さんになった。中央部にあるものに引きずられることは今のところ皆無。ただしAE自体は若干オーバーめに出す傾向が。やはりファミリー向けだからか。
  • ファインダは小さいが、比較的明るく視認性自体は悪くない。屋外で50mmマクロ使ってなら落ち着いてやればMFできる。17.5-45mmでもできないこたないが若干微妙。やっぱりME-1必須かなー。ファインダ品質を求める人は、素直に*ist DL/DS2買った方が精神衛生上いいかも。ちなみに大きさだけならC-7xxシリーズのEVFのほうが上。

<12/10追記>

  • ホワイトバランス補正がワンタッチホワイトバランスに対しても可能になった。これ地味に嬉しい。もちろんスーパーコンパネUIから直接補正できる。
  • プリセットホワイトバランスはE-300の2000〜10000Kに対し、2000〜14000Kと高い色温度まで設定できるようになった。なお、2000〜2800Kまでは50Kステップ指定(それ以上は100Kステップ)。これもメニューに入ることなくスーパーコンパネUIから指定可能。
  • 選択削除は1枚チェックを入れるたびに書き込み処理が入る為E-1ほどテンポ良く操作できなくなったが、拡大再生中でもチェックを入れられる。
  • 拡大再生中に測距点選択ボタンを押すことで入れるライトボックスモードでは、[OK]ボタンを押すと現在右側に表示されている写真を左側に設定することができる。

<12/11追記>

  • しばらく仕上げモードNATURALで運用しているが、なんとなく発色傾向はC-70Zoomに近い感じがする。おとなしめ。寺田様曰くNATURALはE-1に近いということだが、E-1の絵はもっとコントラストが高いと思う。

<12/14追記>

  • 起動時間は2.5秒だが、オープニング画面を非表示にすれば1.2秒まで短縮できる。
  • 内蔵フラッシュは14-54mmを装着してもケラれない(さすがにフードをつけるとケラれるが)。
  • AF合焦時のスーパーインポーズはおとなしめになり好評のようだが、あまりにもおとなしすぎて、この季節イルミを撮っているとどこが光ったかわかりにくい。E-300のほうが良かったと思うのだが……。
  • E-1と併用していると、やはり再生ボタンは右手親指の位置に欲しい。ドライブモードを設定する機会は再生に比べて圧倒的に低いのだから、ドライブモードボタンと再生ボタンの位置を逆にして欲しかった。
  • 似たような理由でホワイトバランスボタンとAEL/AFLボタンも逆が良かった。