トラックバックをめぐる4つの文化圏の文化衝突――「言及なしトラックバック」はなぜ問題になるのか(はてブ経由)

 もともとメインである「俺日記.NET」がはてなにあるという事もあり、俺のトラックバックに対する考え方は「言及リンク文化圏」になります。つまりトラックバック先について明確に言及した上で、「言及しましたよ」という事を通知する為のツールと認識しているという事。*1
 なので、チラシ裏舞-乙HiMEの感想文*2を書いた時に高い確率で飛んでくる「言及なしトラックバック」について、全く理解できませんでした。「あれー? 別にウチの感想について言及してないのにトラバされてるー。何で?」といった感じ。
 個人的には、話題のスレッド(言及によって結ばれる話題の流れ)に対する読者の追従性が損なわれる(=どのリンクが話題のスレッドに繋がっているのか分かりにくい)ので、言及なしトラックバックは好きじゃないです。自分の日記やブログはもちろんとして、他の人のブログを読む時もそう。ただ、チラシ裏でやっているようなアニメの感想文やフィギャ写真なんかは、話題のスレッドそのものが発生しにくい性質を持っているので、言及なしトラックバックが来ても今のところは放置してます。
 しかしまぁ、「文化圏」かー。これはとても納得できる分類法ですなー。というわけで言及ありトラックバック

 

*1:伺か界隈に身をおいた事のある人になら「日記コミュのシステム化」の一言で通じるだろう。伺かの日記コミュは、相手の日記に対してリンクを張った上で、発言を引用し、それについて言及する内容の日記を書き、言及された側はアクセス解析何かアンテナに代表される共有アンテナによって知り、自分の日記上でレスを返す、という方法で話題のスレッドを保持していた。まだ日記がHTMLや日記CGIベースだった時期の手作業によるシステムだったが、俺は原始的なblogコミュニティだったと認識している。

*2:最近ほとんど書けていませんが。まぁもうちょっとしたら撮意を除いて更新停止する予定。