E-3・ファーストインプレッション

 使い始めて1週間程度ですがぼちぼち感想など。

  • 画質
    • 伊達たんの言うようにハイライト耐性はE-1より良くなった気がする。あともともと良かった*1赤飽和耐性も高まった。
    • ノイズ特性が非常に良い。目が細かくて不快感を与えない。暗部ノイズ耐性も従来機種より改善されている。よってノイズフィルタはISO400まではOFFか弱でいい。俺の場合AUTO設定の上限を400にしてノイズフィルタをOFFにし、あとは手ぶれ補正と根性でフォローするようにしてる。
    • AWBはミックス光環境以外なら良くなってる。従来機だとちょっと構図を変えただけで赤に転んだりした。
    • SATはカメラ内処理だとノイズ増大が激しいので、RAWで撮影して現像時に適用するか、OLYMPUS Studio2の自動補正を使うのがよいと思われ。ちなみに撮影済みの写真に対してカメラ内編集でSATを適用させることもできるので、普段は階調を「標準」にして使うほうがよい。
  • 手ぶれ補正
    • 今まで手ぶれ補正のあるデジカメはコンパクトしか持ってなかったってこともあるが、補正効果は冗談じゃなく高いと感じる。この時期ライブビューでイルミ撮ってると特にそう思う。
    • 便利すぎるので手ぶれ補正に頼らないようにしないといけないなーと思うがとりあえず今は堪能している。この季節手持ちで撮れるものが増えるので楽しくてしょうがない。
  • AF
    • SWDレンズは今回購入していないが速度・精度ともに体感できるほど向上している。暗所で迷わなくなったのはGJ。
    • ただし1点AFで光点原に対してAFを会わせようとすると後ピンになることが多かった。まぁ当たり前なんだけど。
  • 操作性
    • 画質や機能については大満足なのだが、操作系については不満が大きい。
    • 総じて「E-500以降の操作系統のままE-1をリファインしたらこうなった」的なインターフェース。ボタンの並び具合は見た目整理されているが、整理されている事が使いやすさに繋がると思ったら大間違いなのがE-3のボタン配列。せいぜい一見さんかキヤノンユーザーにアピール出来る程度で、E-1のリプレイスという命題解決にはE-3のインターフェースは力不足と言える。
    • 液晶下のボタン配列はE-1からガラっと変わっている。[LV]ボタンが新設された影響でか、E-1では[INFO]だった位置に[削除]が来ているので、ヒストグラムとか見るために再生モードを変えようとボタンを押したら削除y/nが出た、ってな事が何度もあった。
    • 液晶下と言えば[MENU]の位置も悪い(液晶下、[LV]ボタンの隣)。[MENU]は再生ボタンの下にあったので、ホールディングした左手をレンズから離す必要が無かった。今の位置だと[MENU]を押すたびに左手をレンズから離さなきゃならない。[MENU]は撮影中にも使うボタンだから右手で押せる位置に欲しい。具体的には[IS]ボタンとの入れ替え(ISの切り替えこそ頻度は低いので液晶下で問題なし)。
    • あと細かいことだが、ライブビュー時と光学ファインダ時とでAFモードを自動で変更できるようにならないか。光学ファインダ時でAF-Sにしたままライブビューに入ると、AFモードを「MF」に設定しない限り実質フォーカスロックが使えなくなるので非常にウザい(全押しでAFが動作してしまうため。防ぐにはMFに切り替えないといけない)。
  • E-3で撮ったものとか

*1:E-300除く