変顔検出機能「ファニーシャッター」

 高い検出精度と高速性、そして追従性で定評のあるSOMYの顔認識技術ですが、今回新たに変顔を検出する機能が追加されました。ありとあらゆる変顔を検出し、変顔になった瞬間にシャッターを切ることができるそうです。

  • 子供の変顔・大人の変顔、男性の変顔・女性の変顔など、さまざまな種類の変顔を検出。
  • 被写体に複数の変顔が写っていた場合、どの変顔を優先させるのかを決められる機能も。「子供変顔優先」「大人変顔優先」などの他、「洗濯バサミ使用変顔優先」「セロハンテープ使用変顔優先」「電車内でiPodでお笑い系ラジオやドラマCDを聞いていてツボった笑いをこらえている変顔優先」など、さまざまなモードを用意。
  • 笑顔検出機能と組み合わせ、変顔が周囲にどれくらいウケたのかによってシャッターが切れる「芸人判定モード」も実装。
  • シャッター音が笑い声SEになる機能も実装。ドリフ大爆笑バージョンとMr.ビーンバージョンとが選択可能。

 某カメラメーカーのファニーフェイスは撮影後に変顔に変換する機能ですが、こちらは自力で変顔にして初めて機能するようです。
 顔認識技術もここまできたかーといった感じですが、まだまだ誤検出が多いようで既に精度の低さが指摘されています。発表会の会場では「何も変顔をしていないのにシャッターが切れた」という苦情もかなり寄せられているようで、受付した人が非常に微妙な顔をしていました。