各社冬モデルを考えてみる。

 そろそろ出揃った感のある年末商戦投入タイプを検討。一眼は除きます。

//olympus-imaging.jp/lineup/digicamera/" target="_blank">OLYMPUS:昨年は低迷していた OLYMPUS ですがμシリーズが好調で今年は完全復活。これで実が伴ってくれれば信者冥利につきるんですが。
本命は当然 C-5060WideZoom。画角もそうですが、C-5050Zoom 時代のあのトロくささをどこまで挽回できるか。
それ以外は基本的に春〜夏モデルのマイナーチェンジなので割愛。C-755UltraZoom のブラックモデルはなかなか精悍。
//cweb.canon.jp/product/dcamera/index.html" target="_blank">Canon:DIGIC の威力はいまだ健在。スッキリ画質は好みに左右されるがとりあえず最高クラス。そろそろ速度に難が出てきたか?
PowerShot A80 はマクロ以外にスキの無い定番デジカメ。ただし回転液晶は小さく見づらいので過信は禁物。
IXY DIGITAL L は携帯デジカメでは満足できない人に。単焦点だからとバカにしているとかなり勿体無い。安くなってきた IXY DIGITAL 400 も見逃せないかも。
//www.nikon-image.com/jpn/products/index.htm" target="_blank">Nikon:ていうか国内冬モデルの発表はあるんですか。D2HCOOLPIX 3700 だけなんてことはないでしょうね?>Nikon さん
//www.finepix.com/" target="_blank">FUJIFILM:気軽に撮りたいならこのメーカー。ただし画質には期待しないように。特に S7000S5000
F420 は女性に人気な F シリーズ最新作。
あんまり目立たない F700 は今の FinePix で一番いい絵を出します。起動速いし。割と小さいし。
//konicaminolta.jp/products/consumer/digital_camera/index.html" target="_blank">KONICAMINOLTA:技術の MiNOLTA、フィルムとレンズの Konica が合体。阪神優勝の勢いをかって欲しいところ。
なんつっても高倍率ズーム機夏の陣のトリを飾った DiMAGE Z1。難点を言えばボディデザインくらい。
Revio の末裔 DiMAGE G400 がどこまで検討するか。
DiMAGE A1 はもうちょっと暗部ノイズが少なければ十分 EOS KISS DIGITAL に対抗できるほど完璧な機種だったんだが……。やはり DiMAGE 7 の時のように A1i とか A1Hi とか出るのかにゃー。
//www.kyocera.co.jp/prdct/optical/" target="_blank">京セラ:NuCORE のカスタムチップを使って最強クラスの連写性能と画質を手に入れた京セラ。
Finecam S5R は 500 万画素コンパクト機としてはトップクラスの画質。特に暗部ノイズがほとんど無くすっきり。
Finecam SL300R回転レンズ機としてイカす仕様だが、それを生かすマクロ性能が……。
//www.digital.pentax.co.jp/ja/compact/" target="_blank">PENTAX:小さい事はよいことです。名機MZ3からそのスピリットは継承され、「世界最小」が二つもあるメーカー。あとは画質だ、画質。
OptioS4OptioS に比べてレリーズボタンが押しやすくなっており、これだけで 100 万画素の差を越えてオススメ度が高いです。背面十字キーも使いやすくなっています。
「遅ぇ遅ぇ死ぬほど遅ぇ!」と言われた Optio 550 の後継 Optio 555*1もオススメ。5 倍ズームもそうですがこのマクロ性能はイカしすぎ。今期の PENTAX は「ハズレ」が少ないと思います。
//www.exilim.jp/" target="_blank">CASIO:ウェアラブルでスタイリッシュでストレスレスなカメラ、それが EXILIM。QV はちょっと割愛。
EX-Z4 は若干の仕様変更程度なので Z3 でも十分かも(OptioS → S4 はレリーズボタン改良だけで十分お釣りが来ますが)。
EX-S20 は電池のもちが良くなっているので S1 ユーザあたりは買い換えを考えてもいいかも。自分撮り用マクロもついたし。
//www.sony.jp/products/di-world/cyber-shot/" target="_blank">SONY:そろそろ世間的にも P シリーズこそが SONY のデジカメのイメージを悪くしているという認識が広まってきたでしょうか。「SONY は部品屋*2でありイロモノ屋である」という認識を持っていれば損な買い物をする事は少ないかと。
F828 は 28mm の広角で F2.0 という明るさを持った唯一のデジカメ。明るいレンズはこれまで OLYMPUSお家芸でしたが、C-5060WideZoom がフツーの明るさになっちゃったので SONY が一番明るいレンズを積んでいることになっちゃいました。テレ端でも F2.8 と非常に明るい。早くサンプルが欲しいところ。ただし最近のトレンドであるパッシブセンサを搭載していないので、AF 速度には期待しないほうがいいかも。
T1 は一見よさそうですが光学ファインダを載せていなかったりレンズが暗かったりメモリースティック DUO だったりと仕様に不満点がちらほら。速度重視なら買いでしょうけども。
U40 は定番。デザインが男性向けになった感が。あとホワイトバランスがオートだけじゃなくプリセットから選択できるようになりました。SONY のオートホワイトバランスはややタコ気味なのでこれは歓迎したいところ。
//panasonic.jp/dc/" target="_blank">Panasonic:パナライカもすっかり定着しちゃった感があります。ヴィーナスエンジンのおかげで小さい CCD でも十分な画質が得られるようになりました。
FZ10 は 400 万画素化したこととフォーカシングリングが搭載されたこと、あとマニュアル露出ができる様になった事を除けば FZ1/2 とあんまり変わらないです。もっとも、「CCD サイズが変わったのにレンズ性能が変わっていない」ということが何より脅威だったりしますが。
FX5 および FX1 はコンパクト 3 倍ズーム機としては初めて手ぶれ補正機能を搭載。一度でもデジカメで室内撮影をしたことのある人ならこのありがたみがわかるハズ。これもマクロさえ強ければなぁ……。
//www.ricoh.co.jp/dc/" target="_blank">RICOH:G4Wide に尽きます。3 万円前半、場合によっては 3 万切る値段で 28mm という画角と、F2.6 というほんのちょっと普通より明るさをもつレンズのコンパクトデジカメが手に入るという事自体ドすげぇ話です。スタパ殿下風に言えば「28mm と聞いただけで即気絶」。この他にもマクロが強ぇわそれに伴うマクロ時のフラッシュ性能がイイわレスポンス速いわレリーズ一気押しできるわ従来機に比べたら画質は良くなったわ電池選択の幅が広いわ、とセールスポイントを挙げたらキリが無い程。俺はいつの間に OLYMPUS 信者から RICOH ファンに写ったんでしょうか。ただしオートホワイトバランスがややタコ気味なので、すでにデジカメを 1 台以上使った事があり、最低限自分でホワイトバランスを選択できる人にのみオススメします。あとは全体的に作りが安いのと、操作性がそれほどイイとは言えないということも*3

 

*1:「おぷてぃおふぁいず」と読んでしまうのは俺だけではないはずだ。

*2:例えば、SONY はデジカメ用 CCD でかなりのシェアを持っています。

*3:それでも Caplio RR30 とか G3 に比べたら使いやすくなったんスよ。