AT-X PRO 124 PRO DX 国内発表。(デジカメWatch)

 デジカメの分野ではむしろケンコーブランドのほうで名前が通っているトキナーAPS-C サイズデジタル一眼レフ専用の広角ズームレンズを発表。

  • 焦点距離 12-24mm。35mm 換算時焦点距離Nikon DX で 18-36mm、Canon EOS D30/D60/10D/20D/Kiss DIGITAL で 19.2-38.4mm。なお Canon EOS 1D/1Ds/1DMarkII/1DsMarkII、および Kodak Kodak DCS Pro SLR/n・DCS Pro SLR/c には装着不可。
  • 開放 F 値は通し F4.0。最小絞りは F22。絞り羽 9 枚。
  • 画角は Nikon DX 装着時 99°-61°。
  • レンズ構成は 11 群 13 枚。うち SD(超低分散)ガラス「FK03」 1 枚、LD(低分散)ガラス「FK5」2枚を使用。また新開発の分離配置型非球面レンズ P-MO レンズも使用。
  • フィルタ径 77mm。
  • 最短撮影距離は 30cm。
  • 花形フード添付。
  • サイズは 84.0 × 89.5mm、重量 570g。
  • 発売日は Nikon 用が 11月、Canon 用が 12 月。定価 94,500 円。
  • PENTAX K マウント、MINOLTA A マウント、およびフォーサーズマウントは発表無し。


 デジタル一眼レフで使用できる焦点距離 12mm のレンズと言うとまず SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSMNikon AF-S DX Zoom Nikkor ED 12〜24mm F4G(IF) がありますが、SIGMA はフルサイズに対応するためか花形フードが固定式で前面フィルターが付けられず、Nikon は高価であるという欠点がそれぞれありました。トキナーNikon と同じく APS-C サイズ専用ですが、それぞれの欠点を上手くカバーしており、かつそこそこ求めやすい価格になっています。