EasyShare P880 / P850 国外発表。(デジカメWatch)

  • EasyShare P880
    • 本格的ハイエンドコンパクトデジタルスチルカメラ。
    • 24-140mm相当/F2.8-4.1の広角ズームレンズ。24mmスタートのデジカメはNikon COOLPIX E8400以来2機種めとなる。
    • カニカルマニュアルズー&マニュアルフォーカスリング。
    • 有効800万画素。おそらく1/1.8型と思われるが非公開。
    • 位相差検出センサ+TTL CCDコントラスト検出方式のAF。
  • EasyShare P850
    • 36-432mm相当/F2.8-3.7*1の12倍ズームレンズ+光学手ぶれ補正機構。*2
    • こちらはズーム・フォーカスともにスイッチ式。
    • 有効500万画素。おそらく1/2.5型。でも非公開。
  • 共通仕様
    • ハイアマチュア向けの製品。見た目的に一眼レフっぽい。
    • アクセサリシューつき。純正フラッシュも用意されており、ピン配列がシンクロ接点以外にもあるのでTTL調光可能かも。

 低価格デジタル一眼レフがブームになり、デジカメ市場が「薄型スタイリッシュタイプ」と「デジタル一眼レフ」の二極化した状態ですが、こうなってくると立場の表明が難しくなるのがレンズ資産を持たないメーカー。松下やSONYのように一眼レフに参入するか、FUJIFILMKodakのように一眼レフに負けない性能を持ったハイエンド機を用意するか、が生き残る道になるのではないでしょうか。
 ただ……Kodakってフォーサーズに賛同しているはずなんだよねぇ。

 

*1:デジカメWatchの「F2.8〜8.0」はまちがい。

*2:これで高倍率ズームデジカメで明確でわかりやすい手ぶれ対策を立てていないのはオリンパスだけということに。ただしC-7xxシリーズを少しでも使えばあまり手ぶれしないということがすぐにわかるのだが。つまり「本当に手ぶれするかどうか」は問題ではなく「手ぶれ補正ないし高感度設定がついていないと売れない」という状況。この状況を作り出した松下の戦略はすごい。