夏休みだよ!Canonでじかめまつり(dpreview)

 さぁ今年もやってまいりました観 音 様 の デ ジ カ メ ニ ュ ー ス サ イ ト 殺 し。今回のキーワードは「フルサイズ普及への第一歩」「液晶大型化」「総DIGIC II化」。

    • 35mmフルサイズ 1280万画素CMOS / EFマウント(EF-S非サポート)。
    • チップセットDIGIC II / 連写速度3fps。
    • 2.5型23万画素背面液晶。
    • 測距点9点。新たに6点のアシスト用測距点を併用。
    • アイレベルペンタプリズム光学ファインダ。視野率96%、倍率×0.71。フォーカシングスクリーンはEe-A。
    • 測光モードにスポット測光(測光範囲3.5%)が追加。マルチスポットは無し?
    • 内蔵フラッシュなし。最速同調1/200s。フルサイズの影響?
    • メモリはCFのみ。SDとのダブルスロットにはならず。
    • 寸法:152×113×75mm、バッテリ込みの重要895g。

 話題沸騰の超目玉機種のハズなのにこうしてスペックを書き連ねていくとなんとなく地味な気が。でもEOS 1Dsの再シュリンク版がEOS 10Dとあまり変わらない大きさ・重量、EOS 60Dとあまりかわらない値段で出るというところに意義があるわけで。本家「解像力の化け物」としてはまたしてもNikonより一馬身前に出たゼと。ただやはりサンプルを見るとすばらしい画質ですなこれは(遠景はやや甘めに見えますが……)。
 これでミッドレンジは「EFで解像力」の5Dと「EF-Sで軽量・高速連写」の20Dと二つのラインアップをそろえたCanon。彼らの独走を阻めるものはいるのでしょうか。がんばってくれNikonフォーサーズは独立独歩だ。*1
 さて……「内蔵フラッシュ無いのはおかしい」というCanon信者でアンチOLYMPUSの意見まーだー? チンチン☆\_/\(\・∀・)

    • 基本的にはEOS 1D MarkIIの液晶を2.5型23万画素にアップグレードしたもの。
    • IMAGE Styleセッティングにより6種類の絵作りを選択可能。

 マイナーチェンジ機。細かいところまではとりあえずパス。
 十分に完成度の高い機種なのでいじるところが無かったということかもしれません。2.5型液晶搭載については「*ist DS2のようなローエンド機種ならともかくなんでハイエンドに?」と思われるかもしれませんが、これはおそらくプロ向けとしてさまざまな状況に対応できる広視野角液晶搭載にともなう大型化なのではないかとにらんでいます。

    • S60/S70ベースのリニューアル機。SDメモリーカード化。
    • 待望のワイコン。また防水ハウジングも用意。
    • 28-100mm / F2.8-5.3の光学3.6倍ズームレンズ。S60/70から継承。
    • チップセットDIGIC II化により合焦速度20%アップ、1.8fpsでエンドレス連写を実現。
    • 2.5型11.5万画素背面液晶。工エェ(´Д`)ェエ工 ここは一つ踏ん張ろうよー。でも光学ファインダあり。おk。
    • 最大XGA@15fpsの動画撮影機能。DiMAGE Z2のSVGAを超えた。ただし今回はIXY 40/50にあったQVGA@60fpsの動画モードは無い模様。
    • マルチコントローラダイヤル搭載。十字キーと兼用? もしコレが本当ならEOS 20Dの後継機種に載るんじゃね?
    • 寸法:104×57×39mm、電池無し重量:225g。従来より1cmほど幅が短くなった。

 俺の大好きなスタイリッシュマニュアルコンパクトカテゴリであるSシリーズに新機種が。S70/60の不満点だったワイコンの用意、DIGIC II化、ハイビジョン級のXGA動画など着実なブラッシュアップがスゴい。
 強いて不満点を上げるとすれば、レンズを継承しているためマクロが弱いってところでしょうか。実質ワイド端4cm。あとはRAW保存非対応になったこと。なんでだろ。

    • それぞれIXY DIGITAL 50とIXY DIGITAL 600のマイナーチェンジ機。
    • 2.5型11.5万画素背面液晶。本日2回目の工エェ(´Д`)ェエ工。でもこれも光学ファインダつき。よくやった! 感動した!!
    • 750のほうはシルバーとゴールドの2種類出す模様。

 とりあえずこの大きさの液晶載せて光学ファインダつけたことに大拍手を送りたいデス。この点についてはCanonの良心だと信じたい。もちろん操作系への圧迫が懸念されますが、手ぶれするよりはマシってことでひとつ。あとせっかく40/50/55/600と密度の高い液晶載せてきたんだから、がんがって部材調達してほしかったデス。
 あと今回もレンズの基本スペック変わってないので改善されていませんが、いい加減あの使えないマクロなんとかしてくだちい。

    • IXY DIGITAL L2後継と思われる。1/2.5型500万画素。
    • 38-90mm相当 / F3.2-5.4の光学2.4倍ズームレンズ。マクロ10cm。
    • チップセットDIGIC II。1.8fpsの無限連写。ただし動画はVGA@10fps。
    • 1.8型11.8万画素液晶。
    • 寸法:96×45×24mm、バッテリなし重量:105g
    • ブラック・レッド・ゴールド・パープルの4つのカラバリ。
    • クレードル&リモコンつき。

 IXY Lシリーズの後継機種の模様。光学ズームつき。標的はCyber-shot Lと思われるが果たしてあれって売れているのか。個人的には単焦点のまま28mmなどの広角に振って欲しかったですがこのご時世に無茶言うなということでしょうか。

    • 「プチG」ことPowerShot A3ケタの新作。
    • 1/1.8型500万/700万画素CCD搭載。
    • 35-140mm相当 / F2.8-4.1の光学4倍ズームレンズ。
    • 2.0型11.5万画素バリアングル背面液晶。光学ファインダも搭載。
    • チップセットDIGIC II化により2.4fpsないし1.9fpsの無限連写、VGA@30fpsの動画を実現。
    • 電池仕様は単3×4本。
    • メモリはSD。

 まとめて言うとA95/85のバリアングル液晶シリーズとA520/510の4倍ズームレンズシリーズの統合+高画素化+DIGIC II。A610はA3ケタシリーズの一つの完成形であるA80の正当な後継機という印象。

    • 1/3.2型300万画素CCD・41-131mm相当 / F2.8-5.1の3.2倍ズームレンズ。マクロ1.5cm。
    • DIGIC II化により2.5fpsの無限連写を実現。ただし動画はVGA@10fpsで3分まで。

 「萌」というカラバリ名が一部で話題を呼んだ伝説のA400の後継機。今回も41mm相当からと望遠寄り。A400はメニューレスポンスがトロすぎて「URYYYYYY!!!!」と思わず人間をやめたくなるほどでしたがDIGIC II化に伴いまともになっているのではないかと。国外ではカラバリはグレーとシルバーのみのようですが国内ではどうでしょうかね。
 
 というわけで今回はボディとコンパクトデジカメのみ。新レンズに関してはEFレンズの知識が乏しいので割愛させてください。あとフラッシュも。
 ただ、24-105mm F4L IS USMは17-85mmのフルサイズ版という解釈でよいと思うのですが、赤帯で通しF4。お値段もスゴそう。70-300mm F4-5.6 IS USMは見た目的に75-300mm F4-5.6 IS USM(非DO)の後継っぽいですが違いがよくわ。最短撮影距離は短くなってたりしますが。。。。

 

*1:フォーサーズは4/3インチが「フルサイズ」なので気にしない方向へ。……泣いてなんかいないやい!