冬商戦ラインアップ。(dpreview)

 とりあえずマイナーチェンジ機は除外して。

    • 1/2.5型600万画素CCD
    • 38-380mm相当 / F2.8-3.7の光学10倍ズームレンズ。
    • 手ぶれ対策は引き続きアンチバイブレーションシステム*1の模様。
    • RAW書き込み対応。
    • 2.5型11.5万画素背面液晶+EVF。おそらくサンシャイン液晶と思われる。
    • VGA@30fpsの動画撮影機能。おそらくMPEG-4QuickTime Motion JPEGですた。ということは本体側のxDコントローラが新しくなったのかも。
    • 10MBの内蔵メモリ+xD-Picture Card


 600万画素化し、背面液晶を2.5型化とRAW対応にしたC-770UltraZoom。……と書くと「ンだよ手ぶれ補正ナシかよ無視無視〜」と騒ぎ立てる輩が出始めますが、お前らちゃんと使ってから言ってください。C-730UZ(手ぶれ補正なし)とFZ2(手ぶれ補正あり)を使ってますが、手ぶれに関してはどっこいどっこいですヨ*2
 ただまぁ、キャッチーな手ぶれ補正対策を施さないとこの世知辛いデジカメ市場では生き残っていけないのも事実なワケで。わかってますかー? 一見さんお断りデジカメ出してる場合じゃないんですよー? あなた方がまじめに作ったけどわっかりにくい手ぶれ対策とかは俺みたいなのが説明しないとわかってもらえないんですよー? しかもわかってもらったとしても「あぁ、そういうこと」程度のテンションなんですよー?>オリンパスの中の人たち
 というかなんでせめてμ-800のアレを搭載しなかったのかふしぎなのですが。確かにあのISO800以上の絵はキツいけど、オートゲインアップでISO2000までイくんだからカタログスペック上の優位性はF10に勝るはずなんだが(画質的に勝っているかどうかは別として)。
 まぁ細かく見ていけば、地味に単3電池が復活していてCR-V3によるロングランが期待できるとか、現行機ではμ-miniの次に優れているC-70Zoomの血が入っていたりとか、着実に進化はしているんですが……いかんせん手ぶれ補正がないのは(実用上はともかく)売れ行き的にマズくないスか?
【追記】ところでホットシュー無しってどういうことですかタカチホさん。

    • 1/1.8型800万/700万画素CCD
    • 38-114mm相当 / F2.8-4.9の光学3倍ズームレンズ。
    • 2.5型11.5万画素背面液晶。SP-500UZもそうだがオリンパスの背面液晶はその高精細さがウリの一つだったのに、ここにきてカシオなみの画素数とはどういうこった。松下とかが高精細傾向に振ってるのに。
    • 光学ファインダ搭載。これは良い。
    • RAW対応。
    • ワイコン・テレコン対応。
    • SP-350はホットシュー装備。
    • 25MBの内蔵メモリ+xD-Picture Card


 これはCyber-shot WシリーズやFinePix Eシリーズ、ちゃんともててちゃんと撮れるCOOLPIXなんかを対象とした普及機のようですが、レンズがどーみてもμ-800そのまんまなところが俺からするとX-2におけるC-5000Zoom的立場に見えてしょうがないのですがこれは禁句ですか?
 ちなみに全てのCyber-shotでもっともデザインが優れているのはWシリーズだと主張してやまない俺ですが、このSP-350/310はなんか微妙……。ブラックボディなのはいいんですが。

 

*1:「使った人にしかよくわからないけど意外とブレない」という後ろ向きな感じの手ぶれ対策機構。その実体はシャッタースピードをできるだけ稼ぐようがんばる露出アルゴリズム。とは言ってもISO感度は割と最後の手段としてゲインアップしている。非常にうさんくさい仕組みなのだが、実際つかってみると本当にブレにくいから不思議。しかし、手ぶれ補正機構がキャッチーでなければならない戦国時代のデジカメ市場においては、マスコミからそっぽをむかれている。もちろん使った人間以外誰も信じない。

*2:まぁ、現在のFZシリーズの手ぶれ補正機構とFZ2のそれとではかなり進化しているのだが。