E-OM1Ti発表。

 LUMIC LMC1も発表され、それ以外の賛同各社からもどんどん具体的な製品を投入されて活気づいている3/4ですが、その盟主たるオリソパソから新しいボディが発表されました。このAF/AE全盛のご時世に、マニュアルフォーカス・マニュアル露出のみという骨太な仕様が特徴です。
 ファインダは画面左側に露出指針があるだけのシンプルさ。スクリーンはスプリット。もちろん各種AEは無く、シャッタースピードもマウント部全体が回るダイヤルで設定できます。当然「A」なんていう軟弱なポジションはありません。絞り制御も、従来のJUIKO DIGITAL*1レンズの先端に絞り選択アダプターを取り付けなければ選択できないというストイックさです。ちなみに絞りプレビューはマウント部下の押し込みスイッチ。
 ちなみに型番は略称で、正式名称は「E-Omaera Manual wo 1toori yonde Tottemo iketeru shashin tore」だそうです。使いこなしがいのありそうなボディですね。やはりハイエンド〜ローエンドまで、各カテゴリにボディは一通り揃ったので、こういった趣味的なものもリリースしていこうという事でしょうか。
 ただMD仕様にしないと連写できないとか、ホットシューが外付けとか、メディアの容量が無くなったら背面向かって左側のレバーをぐるぐる回さなきゃならないとか、速写用途では厳しいかもしれませんね。

 

*1:せっちゅ語。