E-1後継機「E-P1」のプレゼン資料?(デジカメジン経由)

 名前のアレさは全力で見逃すとして、PDFファイルから確認できるスペックを挙げていくとこんな感じです。

  • サマリー
    • 最大5段分効果のボディ内手ぶれ補正機構
    • 1000万画素の「High Speed LiveMOS」を搭載
    • 5コマ/秒の連写機能
    • バリアングル式ライブビュー可能な液晶
    • SSWFによるダストリダクション
    • 防滴ボディ
    • 3グループまでコントロール可能なワイヤレスフラッシュシステム
      • FL-36RとFL-50Rを用意
      • バウンスアダプタ、リフレクターアダプタ、フラッシュスタンドも用意

 

  • AF関連
    • SWD(超音波モーター)レンズ使用時最速クラスのAFスピード
    • 11点測距、しかも全部クロスセンサー
    • 最低輝度が-2EVまでとD200(-1EV)や30D(-0.5EV)と比較して暗所に強い
    • コンティニュアスAFも改良

 

  • インスペック
    • 5コマ/秒の連写機能、最速1/8000秒のシャッター速度、X=1/250秒のフラッシュ同調速度
    • 100%視野率・1.15倍の大型ファインダ

 

  • そのほか
    • E-410/E-510用のアクセサリ流用可能
    • 縦位置グリップはE-300っぽくBLM-1×2を導入するタイプ
      • リチウム一次電池用ホルダーLBH-1だけじゃなく、単3電池用ホルダーAABH-1も用意
    • ようやく視度調整レンズも用意
      • DE-1(+3m-1)とDE-2(-3m-1)で、E-1以外のEシリーズで使用可能
    • 最終的な小売り販売開始は11月を予定(ただし欧州での予定)

 100%視野率で1.15倍と大型化したファインダ、ライブビュー機能を備えつつ5fpsの連写機能をもつ「High Speed Live MOS」、1/8000sのシャッター速度、すべてクロスセンサーの11点測距AFと、基本性能をきちんと底上げしてくれました。いやー長かったねぇ。
 資料を見ていると、E-P1Nikon D200Canon EOS 30D、また今後出てくるであろうD30040Dの予想スペックを意識した造りになっているようで、頻繁にこれらと比較して優位なスペックであることが強調されています(中にはSWDレンズの使用を前提としたような割と特殊な比較方法もありますが)。つまり、E-1後継機はD2X1Ds MarkIIのライバルキャラではないということです。……意地悪な見方をすれば。
 ということは、値段も相応のものと思われます。やはり20万円前後でしょうかねー。個人的にはその値段なら11月まで待ってもイイと思います。
 あと個人的には新しいワイヤレスフラッシュシステムも気になります。たぶんトリガーは内蔵フラッシュなんだろうけど、ようやくブツ撮りスキー的な多灯フラッシュが楽しめそう。
 ところで、いい加減縦グリ外した画像だしてくれませんかねー。むぅ。