Cyber-shot P150 国内発表。(PC Watch)

 7/21に国外発表のあったCyber-shot P シリーズの 700 万画素機が国内発表。
 基本的には 1/1.8 型で 530 万画素だった P100 の CCD を、同型の 741 万画素(有効 720 万画素)に置き換えたモデル。ただしバッファ搭載量は増えていないので、連写上限が 9 枚から 5 枚に減っています。ISO感度に関しては P100 と同様に 100 〜 400。あとはボディデザインが変わった程度で、基本的な仕様は変わっていません。
 まぁムダに CCD が微細化しただけとも言えます。SONY は現在 Cyber-shot の高画素化をおしすすめており、現在 U シリーズを除けば 400 万画素を下回る機種は無くなっちゃいましたが*1、これにはメモリースティックを売るためという側面があります。証拠というわけではありませんが、現在の Cyber-shot で撮影できる動画の解像度は、640×480 と 160×112 の2種類しかなく*2、常用解像度の 320×240 がありません。
 とりあえず、購入を検討されている方は慎重にお考え下さい。

 

*1:逆に言えば 300 万画素機が不在というスゴいラインアップ。

*2:主に Cyber-shot T1 以降の機種。U シリーズと V1、F828、F717 は除く。

PowerShot G6!?(2ch・★☆★ デジカメ ニュース速報 2004年夏〜 ★☆★経由)

 700 万画素 CCD 搭載。Cyber-shot P150 と同じものを採用していると思われます。
 問題なのはレンズの焦点距離が 35-140mm 相当で、明るさが F2〜3 ということ。ハイエンドなのに広角が足りないということもありますが、このレンズはおそらく PowerShot G3/G5 の使い回しです。このレンズが700万画素 CCD に対応できるほどの解像力をもっているのか*1が、この機種の争点になりそうな予感。
 ボディはリファインされ、OLYMPUSCAMEDIA C-x100 系に似たスクウェアっぽいタイプになっています。ぱっと見たところバリアングル液晶と電源スイッチ、ズームレバーといった基本的なインターフェースは変わっていない模様。背面の画像がほしいところ。
 国外での正式発表は早くて来週くらいかな。国内では PowerShot A85 と同時かも。

 

*1:あと G3 あたりの世代の明るいレンズはパープルフリンジが発生しやすいという罠も。同様にパープルフリンジが盛大に発生していた OLYMPUS CAMEDIA C-5050Zoom までのレンズも、C-5060WideZoom から変更されてかなり改善されている。

連写機能と画質を高めたデジタル一眼「EOS-1D MarkII」(デジタルARENA)

 現時点で最も完成度が高いと思われる、高速連写型デジタル一眼レフCanon EOS 1D MarkII のレビュー。等倍サンプル付き。
 1D MarkII は現時点で一番新しいデジタル一眼レフという事もあり、非常に完成度が高いと思います。操作系もこれまでの 1D シリーズと大差無いので、慣れている方なら問題は無いでしょうし。
 画質は非常に高いです。特に高感度時のノイズレベルの低さ。これなら室内でのスポーツ撮影でも十分ですね。色味も Canon としてはおとなしめ。ただ発色傾向としては「やっぱり DIGIC なんだなー」と思いますが。

 

カメラグランプリ受賞の超広角ズーム シグマ 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM(PC Watch)

 SIGMA が昨年市場に出した、35mm フルサイズ対応では世界で初めて 12mm スタートを実現したズームレンズのレビュー。等倍サンプル付き。
 とりあえずレビューの中身は置いておくとして、ページ一番下の EOS 1Ds でのサンプルをご覧下さい。これだけでこのレンズのすさまじさがわかると思われます。見た瞬間に「とととととりあえずこのレンズと 1Ds 欲しい!! けど 1Ds は無理だから安い銀塩一眼レフ買ってこれつけて撮りまくりたい!!!」と思っちゃう遠近感。これで魚眼じゃないんだからスゴいです。
 ただ魚眼レンズみたいに花形フードが固定式で、前面に何のフィルタも付けられないのはちょっと痛いですね。前玉のふくれ具合がスゴいのでMC付けたくなるし。まぁ 12mm という焦点距離を達成することがこのレンズの目的なわけで、トレードオフはしょうがないのでしょうが。

 

オリンパス、デジカメ価格低下で大幅減益(PC Watch)

 オリのデジカメ売り上げはあがったけど利益は減ったヨ、という話。前年比ということは μ-10 DIGITAL の供給が安定し始めたり μ-20DIGITAL や C-740UltraZoom などが発売されたころで、オリが絶好調だった時期との落差であるということですな。特に 6 月はこういう記事もあるくらいですし。
 今年の 4 〜 6 月というと一部のチェーン店舗で E-1 や C-74x/75xUltraZoom が大幅に値下げされたり、X-3 や AZ-1 が発売されたけどパッとしなかったりなど、いいところなかったですしね。まぁなんつーかこれが本来のオリの姿とも言えるわけで、信者としては慌ててはいませんよふははは。
 ……ウソ。ちょっと悲しかった。

 

デジタルカメラ価格調査(新宿/秋葉原 2004/8 第1週)値動き激しく、多数が値下がり(PC Watch)

 夏ボーナス商戦まっただ中で値下げが相次いでおります。
 μ-15 DIGITAL、IXY DIGITAL 30a、DiMAGE X31Optio S30 あたりのコンパクト系がほどよく値下がりし、3 万を切っています。基本的にはどれもオススメ。
 あと俺が見た限りでは、μ-30 DIGITAL や IXY DIGITAL 450、Optio S4i、LUMIX FX1 あたりの値下がりが発生している店舗があります。ポイント還元を考えると実質 3 万を切る機種も現れているのでこれらも要チェックです。

 

アイ・オー、USB機器間のデータバックアップアダプタ〜PCレスでデジカメデータを吸い上げ(PC Watch)

 USBマスストレージに対応した機器、つまりデジカメで言えば CanonRICOH 以外の機器から、他のUSBマスストレージ対応のストレージ機器、つまりリムーバブルHDDなどにバックアップが取れるというシロモノ。なお、転送先に CD-R/RW が使用できるようですが、これは I/O 製だけかは不明です。
 とりあえず電源に単3電池が使用できるので、荷物を減らしつつデジタル一眼レフやハイエンドコンパクトデジカメなどの大きい容量を取り扱うデジカメのバックアップに良いのではないかと。

 

東芝、業界最大の1.8インチ60GB HDD〜厚さ5mmの30GB製品も同時発表

 とりあえずこれで iPod の 60GB 版が出る可能性が出てきました。あと VAIO type UDynabook SS、A5サイズ版 MURAMASA などの 1.8 インチHDDを採用しているノートPCが抱える深刻な容量不足にも対応できそうです。
 あと「1.8インチタイプは速度が遅い」という傾向がありますが、今回の新製品はどうでしょうか。まぁプラッタあたりの容量が増えているので、シーケンシャルアクセスでは有利でしょうが……。