昨日の日記 X-2 に関する訂正。
昨日自分が欲しかったとは思えないほどに X-2 の難点を書きましたが、これは販売員現役当時の情報を元にしてました。情報元は主に展示機での使用感。展示機は発売日にお店に届いた物が使われます。俺が買ったのは発売日から約半年後。その間、どうもファームウェアのバージョンアップがあったみたいです。
Exifを見てみると俺の X-2 のファームウェアのバージョンは28-1011。ところが店の展示機のファームウェアは28-1008。さらにデジタルカメラマガジン 12 月号掲載サンプルに至っては28-1000。デジタルカメラマガジンに関してはベータ機で撮影したものだったとしても、少なくとも発売してから 1 回はファームウェアがアップデートされているのがわかります。
んで。そのファームウェアの差が何を生むのかというと、主にオートホワイトバランスのヒット率向上です。ていうかめっちゃまともになってます。以前は何を撮っても赤に転んでいたホワイトバランスがかなり適正に出ています。
今日京都の平安神宮までツツジを撮りに行ったんですが、オートホワイトバランスのまま撮影してもきちんとした色が出ていました。最近の OLYMPUS 機の傾向である「ノイズは多いが色再現性が高い」といういつもの絵作りになっています。カスタム不可なのは変わりませんが、光源がはっきりしたところならオートに任せてほぼ大丈夫でしょう(15〜20枚に1枚の割合でトチることがありますが)。
とにかく、現在流通しているロットであればオートホワイトバランスは大丈夫だということがわかりました。おそらく X-1 も同様にアップデートされていると思うので、X-2 に比べて 10,000〜15,000円安い X-1 はわりとオススメ機種かもしれません。
……一番可愛そうなのは初期ロットを買った人。OLYMPUS はファームウェアのアップデータを公開していないので……。