CAMEDIA C-5060WideZoom 国内発表。

 9/29 に欧州で発表された広角 27mm で 500 万画素のハイエンドコンパクトが国内発表。
 今回の発表で判ったことは以下の通り。

  • 位相差検出センサの設置。これにより、パッシブ AF と CCD コントラスト検出 AF のデュアル AF 機構を装備。このため合焦速度が 0.4 秒と、E-10/20 を除けば最速になった。起動時間公称値 3 秒とあわせ、『CAMEDIA は遅い』というありがたくない定評は覆される。
  • 光学ファインダの位置最適化。
  • スーパーマクロ時の焦点距離は 55mm(35mm 換算)。
  • 可動型液晶はまるっきり PENTAX Optio 33L と同じ動き方をする。ただし光軸延長線上にあるのはありがたい。
  • 新型のバヨネットマウント型コンバージョンレンズ WCON-07C*1と TCON-17C*2を用意。これまでの WCON-07 や TCON-17 が使用できるかは不明。
  • フィルタは業界初のレンズ先端直接取り付け型。プロテクター・UV フィルタ・PLフィルタが用意される。
  • パワーバッテリーホルダーが用意され、標準添付の専用リチウムイオン充電池を 2 個装着できる。縦位置用シャッターボタンも装備しており、人によっては萌えオプションアイテムになるかも。
  • CAMEDIA と言えばほとんどの機種で水中撮影用ハウジングが用意されている*3が、今回も PT-020 を新規に開発。なおこのハウジング、通常のワイコン・テレコンを装着できるため、別途水中コンバージョンレンズを用意する必要がない。

 なお C-5050Z はクローズ。併売はされない。F1.8 の明るいレンズが欲しければ今の内にゲットすべし。

*1:倍率 0.7倍・装着時 35mm 換算で 19mm になるワイドコンバーションレンズ。これがリリースされるということは COOLPIX 5400 以上の画角を確保できると言うことになる。

*2:1.7倍・装着時 35mm 換算で 187mm になるテレコンバージョンレンズ。

*3:C-730/720/700UZ のみ用意されていない。