Xacti DSC-S3 / S4 発表。(PCWatch)

 三洋のローエンド機 Xacti DSC-S1 の後継機種が登場。今回は 300 万画素と 400 万画素の 2 ライン。
□SANYO Xacti DSC-S3.□

  • 1/2.7 型 337 万画素 CCD。有効 320 万画素。
  • 35mm 換算時焦点距離 37-112mm / F2.9-5.0 の光学 3 倍ズームレンズ。
  • マクロはワイド端時 2cm / テレ端時 50cm。
  • AF は TTL 5 点測距。MF も備える。
  • シーンモードは 9 種類。
  • 静止画時 ISO 感度は 50 〜 200。動画時は 400 まで。
  • 最大 320 × 240 @ 15fps の音声無し動画撮影機能。
  • 1.8 型 8.5 万画素微反射 TFT 液晶。
  • PC との接続は USB2.0PictBridge 対応。
  • メモリは SD/MMC。内蔵メモリも 16MB 備える。
  • 電池は単 3 電池×2。アルカリおよび CR-V3 使用可能。


□SANYO Xacti DSC-S4.□

  • 1/2.5 型 423 万画素 CCD。有効 400 万画素。
  • 35mm 換算時焦点距離 37-105mm / F3.0-5.0 の光学 2.8 倍ズームレンズ。
  • シーンモードは 11 種類。
  • それ以外の主な仕様は S3 と同じ。


 自分撮りミラー、ワイド端マクロ 2cm、16MB とかなり大きな内蔵メモリ、比較的大き目の微反射液晶画面、USB2.0 など、最近のトレンドを手堅く押さえたローエンド機種。前の S1 がそこそこ電池のもちがよく、また起動や撮影間隔を含めたレスポンスもいいので、手軽なスナップにオススメの機種になると思われます。
 露出補正が±1.8EV の範囲だったり、S4 のレンズが若干暗かったり、ISO 感度上限が 200 までだったりといくつかの懸念材料はありますが、値段も安いのでまぁこんなもんかなと。
 個人的には CR-V3 が使えるのがナイス。いかにアルカリが使用できるとは言え、山の中など電池が買えない状況はいくらでもあるわけで、値段が多少高くても長持ちする電池が使えるのは嬉しいですしね。俺的には単三電池が使える機種はすべからく CR-V32CR5 が使用できるべきだと考えているので。*1

 

*1:これらのリチウム電池を使用するメリットは何も長寿命なだけではなく、フラッシュの充電時間短縮や低温環境(高山やスキー場など)の影響を受けにくい、またアルカリやニッケル水素より軽量であるなど、様々な利点がある。CR-V3 が使用できるデジカメは OLYMPUSPENTAX・京セラ・の単三電池機種のほぼ全てと MINOLTA の DiMAGE F シリーズ、Nikon COOLPIX 2100/2200/3100/3200 など。2CR5Nikon COOLPIX 8700 および 5400 などの一部の機種で使用可能(情報元:はまり道デジカメサーチ)。FUJIFILMCanon などのメーカーは単三電池が使えるとうたっているにも関わらずこれらのリチウム電池が使用できないので、個人的には本当の意味で一次電池が使用できる機種とは認めたくない。またメーカー保証外ながら CR-V3リチウムイオン充電池も存在する事を考えると……。