コニカミノルタ社長の一問一答(AngelicWing経由)

 なんつぅか……自分が無能であることを高らかに宣伝しているようにしかみえないのですが。
 要するにこの社長じゃ激動のデジカメ市場で戦っていくことはできないと。イメージセンサを作れない事を理由にしてるけど、たとえばコンパクトで言えばCASIO、デジタル一眼レフで言えばNikonが健闘しているのはどう説明するつもりだろう。あとこの社長が取締役会議長に降格することを引責ではないと言ってるけど、実際には業績悪化のケツ拭きなんじゃないのかなぁ。新しい社長がミノルタ側の人材ってのも皮肉。
 SONYに移管した後でも製造自体はやると。ノウハウで劣るマーケティング・設計・展開・広告はSONYにまかせ、ノウハウのある製造・OEM事業は保持すると。なんか中途半端やな。うまみのあるところだけ残したのかもしれないけど。
 まぁ救いがあるとすれば、こんな社長のもとで(おそらく)肩身の狭い思いをしながら仕事をしていた旧ミノルタ開発の方々が、SONYへ移って自分たちの仕事ができるようになるかもしれない、ということでしょうか。もしかしたら「CarlZweiss T* 35mm F1.4G(D)」の開発がペースアップするかもしれない。まぁミノルタって言うとツァイスよりライカって感じもしますが。