Caplio R6 発表。(デジカメWatch)

 R4を買って以来「一眼はオリ、コンパクトはリコー」というスタイルができあがりつつあり、正直他のコンパクトに目がいっていない*1俺的に注目のCaplio Rシリーズに新製品投入。さすが後出しジャンケンが得意なリコーだけあって、しれっと顔認識を搭載してきました。リコーの最新技術への追従性は異常(褒め言葉)。ただし同時認識は4人までと、FUJIFILMCanonに比べると少なめ。
 基本的なスペックはR5と同じですが、レンズがマイナーチェンジし、若干暗めに。これによるマクロへの影響が知りたいです(テレ端は14cm→25cmに弱体化)。特にR5までは80mm相当で0.5cmまで近づけてたので。あと液晶が2.5型から2.7型へ大型化。この中途半端な大きさはCASIOで採用されていたものです。あと個人的にはズームレバーがシャッターボタンを囲う形状になったのがナイス。こっちのほうがホールディングが安定するので。
 ……さてここまで来て、みなさんお気づきでしょうか。このR6、位相差検出センサがありません。つまりCaplioの特徴の一つであった「高速AF」がスポイルされている可能性があるのです。コントラスト検出のみでどこまでAF速度が維持できているか、ぜひ発売後に店頭で確かめてみる必要があるでしょう。
 ちなみに、その代わりと言ってはアレですが、フラッシュの隣に調光センサが増設されています。これでようやく、Caplioもプリ発光による調光が行えるということでしょう。Caplioの内蔵フラッシュはお世辞にも調光が良いとは言えませんでしたから、これで「使えるフラッシュ」になっていることを期待したいです。まぁ俺はめったに使わんけど内蔵フラッシュ。
【追記】公式来ました。懸念事項であった位相差検出センサについてはレリーズタイムラグ図から一気押しの記載が無くなったことから、少なくとも弱体化が予想されます(R5のレリーズタイムラグ図(ページ下のほう))。あとid:carrion-crowさんのおっしゃるように、フラッシュ隣にあるのは調光センサではなくAF補助光・セルフタイマーランプ兼用の窓のようです。つまり調光については今回も期待できない……。

 

*1:某所IXY DIGITAL 10が欲しいとかなんとか言ってたような気もしますが。