新世代画像処理プロセッサ「DIGICKO III」発表。

 カノソのデジカメに搭載され続けている画像処理&カメラ制御プロセッサ「DIGICKO」に新バージョンが登場。以前のDIGICKO IIから実に4年ぶりのアップデートとなります。なお、今春発売された同社製デジカメ全てに搭載ずみ。

  • 「インテリジェンスファイルネームチェンジシステム」を全面撤廃。ファイル名の語尾うしろに「NYO」「NYU」などがつくため、複数のメーカーのデジカメを持っている人にはファイル名で判別がつくことから好評だったが、京都府警から「ダブルクリックで開けない」との苦情がきたため撤廃に至ったとのこと。
  • 人の顔を自動で捕捉する「ウェルカム・トゥ・マイ・フェイス」機能。人物撮影のときに威力を発揮するが、10年前の知り合いが女優になってしまうと判別できない。
  • エラーを音声でお知らせする機能がリニューアルし「ASS (Akesaka-Satomi-System)」に。
  • デジタル一眼レフの撮像素子についたゴミを自動識別し、撮影後の画像を修正する「GEMA(Gomi Eracer Management Architecture)」。
  • 開発名は「冬の園」。

 以前は殺人ビームなどで物議をかもしたこのプロセッサもいよいよ第3世代。発表会ではすでに経団連の会長となった団子氏も急遽出席。「とりあえずソニーには負けるな」と重々しくコメントを残したとのことです。